冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は23日、栃木県日光市でスピードスケート選手権大会…

 冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は23日、栃木県日光市でスピードスケート選手権大会の男子5000メートルと男女500メートル、アイスホッケー選手権大会の1回戦、宇都宮市でフィギュアスケート選手権大会の女子予選A組が行われた。アイスホッケーでは苫小牧東が苫小牧工に2-1で勝利した。

アイスホッケー 江上煌生選手 (苫小牧東3年) 

 序盤から幾度も苫小牧工の猛攻を体を張って防ぎ、道勢対決を制する立役者となった。

 第1ピリオド、FW三橋駕久(1年)が先制点を決めた。チームが歓喜に沸くなか、「苫工は失点後に力を発揮するから、油断するとカウンターを食らう」と気を引き締め、最後方から仲間を落ち着かせた。

 「後半が勝負」をモットーに、スケートリンクを1日20~30往復ほど滑り、強豪に走り負けない体力を磨いてきた。第3ピリオドに同点に追いつかれても、「まだ6分残っている。あいつらなら決めてくれる」。そう信じ、苫工の前に立ちはだかり続けた。DF小田晴久(3年)が決めた追加点を守り抜き、チームメートと抱き合った。

 自身の持ち味は相手選手の心理を読むことだと言う。「このタイミングでシュートするはず」。プレーの先を読んで動き、シュートを何本もはじき返した。

 「初戦突破の壁を破った。次の相手も強豪だが、気持ちで負けないで臨みたい」。チームの守護神は勝利の余韻に浸りつつ、次戦を見据えた。(岡本紘太郎)