共同オーナーのボーリー氏が力説「必要なんだと思う」 ドジャースのトップが反論した。ドジャースの共同オーナーを務めるトッド…
共同オーナーのボーリー氏が力説「必要なんだと思う」
ドジャースの“トップ”が反論した。ドジャースの共同オーナーを務めるトッド・ボーリー氏は、相次ぐ大型補強に対する批判を浴びていることについて、チームの正当性を主張。さらに“金満球団”の象徴ともいえるヤンキースOBのアレックス・ロドリゲス氏もドジャースを擁護する発言をした。
米スポーツ経済メディア「Sportico」が22日(日本時間23日)に公開したスコット・ソシュニック氏によるインタビューにボーリー氏が登場。大型補強の連発で広がっている「ドジャースが野球を壊している」という論調に対し、自軍を擁護した。
ボーリー氏は「ヤンキースは27回ワールドシリーズを制覇している。我々はそこからおよそ20回分離れている。だから、事実として、リーグ全体を前に引っ張るような本当に大きなチームが必要なんだと思う」と言及。名門球団を引き合いに出し、球界を牽引する存在としての意義を強調。「野球への需要は成長し続けているし、今後どう進んでいくかについては、多少の軋轢が生まれるのは避けられないだろう」と続けた。
ドジャースはこのオフ、球界屈指のリリーバーであるエドウィン・ディアス投手と3年6900万ドル(約109億円)、カイル・タッカー外野手と4年総額2億4000万ドル(約380億円)と契約するなど、続々と大物を獲得。同メディアは、毎オフのように才能ある選手を次々と集めるドジャースに対し、他球団のファンの多くが不満を抱いているのは事実だが、ルールの範囲内で行動していると記している。
さらに大谷翔平投手、山本由伸投手らをはじめ、ここ3年のオフシーズンは積極的補強が目立つ。スター軍団へのさらなる追加は反発も招いているが、これに対しボーリー氏は「野球への需要は成長し続けているし、今後どう進んでいくかについては、多少の軋轢が生まれるのは避けられないだろう」と述べ、成長過程での避けられない摩擦であるとした。
Aロッド「ヤンキースはお金を使っていた立場だった」
実際にドジャースの存在はビジネス面で驚異的な数字を叩き出している。2025年のワールドシリーズでは平均視聴者数1500万人を記録し、同1027万人だったNBAファイナルを凌駕する注目度を示した。ボーリー氏は、ファンが愛憎入り混じる感情を抱きつつも試合を注視している現状を分析。球界における「悪役」のような存在が、結果として視聴者を呼び込み、莫大な収益を生み出しているとの見方を示した。
こうしたドジャースの動きには、球界のレジェンドからも理解の声が上がっている。元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏は「自分はヤンキースにいて、誰よりもお金を使っていた立場だった以上、ドジャースを批判するのはあまりにも偽善的だ」と語ったという。ドジャースの取り組みを称賛せずにはいられなかったようだ。ドジャースはフィールドの内外で圧倒的な結果を残し続けており、スポーツ界でも類を見ない規模となっている。(Full-Count編集部)