高額年俸を求める選手たちがドジャースを選択するのは自然な流れだ(C)Getty Images カブスからFAとなっていた…

高額年俸を求める選手たちがドジャースを選択するのは自然な流れだ(C)Getty Images
カブスからFAとなっていたカイル・タッカーがドジャースと4年総額2億4000万ドル(約380億2000万円)の契約を結び、現地時間1月21日には入団会見も行われた。3連覇を目指す世界王者に、ストーブリーグの目玉選手が新たに加わり、新シーズンへの陣容はさらに強固なものとなった。
昨年12月には、FA市場からエドウィン・ディアスを3年総額6900万ドル(約106億9500万円)で獲得。ウィークポイントとなっていたクローザーの補強として、やはりビッグネームを迎え入れている。近年における”金満補強“とも揶揄されるドジャースの大物選手獲得の動きは、今オフさらに加速している印象だ。そして、巨額を投じての戦力強化に対する反響は高まるばかりであり、常に反発の声も途絶えることは無い。
ジャイアンツの情報を扱う米メディア『FANSIDED AROUND THE FOGHORN』のジェフ・ヤング記者も、ドジャースのタッカー獲得を報じるとともに、「あらゆるスター選手が、苛立たしいほどの勢いでドジャースに集まっている」などと苦言を呈している。
同記者は、昨季ドジャースに加入したブレーク・スネルが先発陣の柱と期待されていた中、故障により実際はほぼポストシーズンのみでの貢献だったと説きながら、「事実上の“パートタイム投手”」などと評している。その上で、連覇を達成した選手層を強調し、「ここまでくると、スターの中にはほとんど出場しなくても済む選手すらいる。それは、レギュラーシーズンを茶番にしているようにも感じられる」と指摘する。
今オフでのタッカー、ディアスの獲得についても、「これはドジャースの責任ではない」としながら、「FAは限られた選手だけが享受できる特権であり、自身に最も合った選択をする自由がある」と選手の意向に理解を示しつつも、「ただし、批判から自由であるわけではない」などと断言。
さらに同メディアは、「過去15年間で、ドジャースはMLB最高のチームだった。選手たちは、彼らを倒そうとは思わないのだろうか。助けを必要としないチームに、オールスターが次々と加わるのは、正直言って白ける」と主張。巨大戦力がさらに強化され続ける現状を嘆き、「自分でチームを背負うことを避け、スーパーチームに乗る流れが続いているように感じる」などと持論を続けた。
「選手側に問題がある」と強く訴える現地メディアの声は、現代の米球界にどう響くのか。いずれにせよ、今季もドジャースは他球団が羨むような豪華顔触れを揃えながら、シーズン開幕を迎えることになる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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