日本に差を付けられる形で敗れた韓国(C)Getty Images 日韓戦で喫した完敗の余波は広まっている。 小さくない話…

日本に差を付けられる形で敗れた韓国(C)Getty Images
日韓戦で喫した完敗の余波は広まっている。
小さくない話題となったのは、現地時間1月20日に行われた日本代表と韓国代表による「AFC U23アジアカップ・サウジアラビア」の準決勝だ。国際舞台で実現した宿命のライバル対決は、21歳以下の選手を揃えた前者が、36分に小泉佳絃が挙げた虎の子の一点を守り抜いて1-0で勝利した。
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内容で日本イレブンが圧倒した。とりわけ前半はシュート数が1対10となるなど韓国は明確に“差”をつけられた。この反撃の余地もない無気力な戦いに終始した“アジアの虎”に対しては、国内で批判の声が高まっている。
もっとも、改善の目途は見えないという。日刊紙『朝鮮日報』は、日本がロサンゼルス五輪を見据えて「U-21世代」で大会に臨んでいる強化方針を伝えた上で「韓国サッカー界は自尊心を大きく傷つけられた」と言及。「日本は2028年のロス五輪出場を目標にU-21世代を投入し、経験値を積むことを目標にした。そんな“2歳年下の後輩”に韓国は勝てなかった。今大会は他国の育成方針を確認するだけだった」と嘆いた。
同紙は、先を見据えず、他国の後塵を拝している韓国の育成事情について「当然、疑問符がつく。日本とは明らかに見ているものが違う」と批判。その上で兵役免除の特例が下されるアジア大会での優勝が選手たちの“悲願”となっている現状を憂いた。
韓国では、アジア大会で金メダルを獲得すれば、出場選手たちの兵役義務は免除される。ゆえに必然的に若手選手たちの意欲は、今年9月に愛知県で行われる同大会に向くというわけである。
兵役免除の権利が「育成を滞らせる絶対的な理由になっている」と説く同紙は、「我々は“兵役の特殊性”を無視できない」と漏らす関係者のコメントを伝えている。
「最近のヨーロッパの主要国を見ると、世代別代表の大会を大きく重視しない風潮がある。あくまでユース年代は『A代表強化のための過程』と見なす。だけど、韓国は事情が異なる。兵役問題がかかっているから。オリンピックでのメダル獲得でも免除されるが、総合的に見てアジア大会で金メダルを取る方が楽だ。そして若い選手たちはあっさりと海外進出する。国内の競争力を考えると、これは大きな問題なんだ」
アジア大会では3連覇中の韓国。だが、国際競争の場で置いていかれる現状は、関係者たちの悩みの種となっているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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