サミ・パヤリ、オリバー・ソルベルグと2年連続でWRC2チャンピオンを輩出したフィンランド拠点のプリントスポーツの新オーナ…

サミ・パヤリ、オリバー・ソルベルグと2年連続でWRC2チャンピオンを輩出したフィンランド拠点のプリントスポーツの新オーナーに、TGR-WRTのチームボス、ヤリ‐マティ・ラトバラが就任した。ラトバラの自社であるJML-WRTが、前オーナーであるエーロ・ライッコネンから「全株式」を取得したことを認めた。

プリントスポーツは声明で「本取引により、プリントスポーツ社はより広範な所有基盤を獲得し、将来の課題に対応する能力を強化する」と伝えている。

「2026年シーズンは、極めて多忙かつエキサイティングなものとなる見込みだ。チームは全14戦のWRCイベントに参戦し、ドライバーのWRC2タイトル3連覇達成を目指す。

エーロ・ライッコネンは、オーナー兼創設者として過ごした日々のなかで勝利も敗北もともに経験し、心からの献身を示してくれた従業員、パートナー、競合他社、支援者、そして家族に対し、数えきれないほどの思い出深い瞬間を感謝の意を込めて伝えたい。個人の情熱から生まれたビジネスが、チームをスポーツの頂点へと導いたことは感動だ」

新オーナーとなったラトバラは「プリントスポーツを買収するのは、当然の選択だった。同社はその専門性を証明しており、スタッフによるプロフェッショナルで情熱的な姿勢と、強い競争心を、自分は常に称賛してきた」とコメントを寄せている。

所有権は変更されたが、ライッコネンは28年間務めてきたプリントスポーツの最高経営責任者(CEO)としての職務を継続する。

プリントスポーツは、26年のWRC2でトヨタに乗るドライバーをまだ発表していないが、フィンランド人ルーペ・コルホネンが候補のひとりとみられている。開幕戦のラリーモンテカルロでは、TGR-WRCチャレンジプログラム2期生の山本雄紀がプリントスポーツからのエントリーとなっているが、モンテカルロはWRC2のポイント対象にノミネートしていない。
(Graham Lister)