一般社団法人・日本記念日協会によると、きょうは「アーモンドの日」とのこと。カリフォルニア・アーモンド協会が2018年…

 一般社団法人・日本記念日協会によると、きょうは「アーモンドの日」とのこと。カリフォルニア・アーモンド協会が2018年に登録。“1日分”のビタミンEが摂れる目安が“23粒”であることから、1月23日となっているそうだ。さて、競馬界でアーモンドといえば、稀代の名牝アーモンドアイが思い浮かぶ。管理していた国枝栄調教師の引退も近づくこの機会に、彼女の蹄跡を振り返ってみたい。

 アーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスの血統。馬名の意味は「美人とされる顔の目の形」となっている。父は日本、香港を制圧した名スプリンターで、母は06年のエリザベス女王杯を制した名牝。父のスピード、母のたくましさを受け継ぎ、17年8月にベールを脱いだ。

 初戦はニシノウララに2馬身離された2着だったが、2戦目からは連戦連勝の活躍を見せた。未勝利、シンザン記念、桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンC、ドバイターフと、翌年春までにGI・5勝を含む7連勝。同世代の牝馬はおろか、牡馬や古馬、海外の強豪にいたるまで、つぎつぎに撃破した。

 19年の安田記念で3着に敗れ連勝はストップしたが、スタート直後の不利が響いたもので負けて強し。続く天皇賞(秋)では1000m59.0秒の締まったペースを好位で追走し、馬なりで抜け出して3馬身差を付ける圧巻の走りを見せた。反動もあったのか、有馬記念で9着と大きく崩れたが、4歳シーズンもインパクトのある走りを見せた。

 現役最終年も勢いはまったく衰えなかった。手始めにヴィクトリアMを4馬身差で圧勝すると、安田記念では出遅れを巻き返して2着と見せ場。秋初戦の天皇賞(秋)でGI・8勝目を挙げ、芝GI勝利数の最多記録を更新すると、ジャパンCでコントレイル、デアリングタクトとの三冠馬対決を制し、現役生活に幕を閉じた。

 引退後はノーザンファームで繁殖入り。次なる夢を産駒に託している。ここまでプロメサアルムンド、アロンズロッドの2頭がデビューし、ともに勝ち上がっているが、まだ重賞タイトルには手が届いていない。偉大な母を超えるのは簡単なことではないが、一歩でも近づいてほしい。