2月に北海道で開かれる全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)スキー大会のジャンプ種目に、オリ…

 2月に北海道で開かれる全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)スキー大会のジャンプ種目に、オリンピアンを父に持つ東海大札幌高1年・森 大耀選手(16)が出場する。父、祖父母ともインターハイ覇者というスキー一家で育ち、家族は「森家4人目のチャンピオンに」と活躍を願う。(北海道支社 佐賀秀玄)

 現在、東海大教授を務める父・敏さん(54)は、元ノルディック複合の選手で、荻原健司氏(56)らと1998年長野、2002年ソルトレークシティーの両五輪を戦い、団体で入賞した。現在は、同大や同高でスキーの指導にあたる。

 森選手は小学2年でスキーを始めた。中学までは複合競技に取り組んでいたが、中学3年で出場した「第96回宮様大会国際競技会」のジャンプラージヒルで、自己ベストの132メートルを飛び、少年組で優勝。

 小学生の頃は小さな大会でも優勝経験はなかったが、コツコツと練習を重ね、昨年2月のジュニア世界選手権のジャンプ代表メンバーに中学生として唯一選ばれるなど、着実に実力をつけてきた。敏さんによると足首が人一倍柔らかく、体とスキー板が1枚の板のように平行に近くなるフォームが特長だという。

 敏さんは長野県立飯山北高(現・飯山高)3年時にインターハイで初優勝を飾った。敏さんの父・ 行成さん(83)は2度、母・ 喬子さん(83)も1度、飯山北高時代にアルペン競技で優勝経験があり、敏さんは「高校生の真の一番を決める大会。一家で4人目の優勝をしてほしい」と期待を込める。

 森選手は「狙うのは優勝のみ。父と祖父母に並びたい。(3月にノルウェー・リレハンメルで開かれる)世界ジュニアにつながるいいジャンプがしたい」と意気込む。将来の目標は五輪でメダルを獲得し、父の成績を超えることだ。