大器がついにゲートインだ。23年のセレクトセールで3億3000万円で落札されたペイジャー(牡、栗東・福永祐一厩舎、父エ…

 大器がついにゲートインだ。23年のセレクトセールで3億3000万円で落札されたペイジャー(牡、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)が1月25日の京都5R・3歳新馬(芝1600メートル)でデビューを迎える。当初は12日に初陣を予定していたが、除外で2週スライドとなった。福永調教師は「延びたけど、その分乗り込めた。体なんかはいい感じになっている」と順調な調整ぶりを語る。

 時計以上に躍動感が伝わる。15日の1週前追い切りは池添謙一騎手を背に、栗東・坂路でマリブオレンジ(4歳1勝クラス)を3馬身追走。55秒1―12秒4でラストは鋭く伸びて併入した。21日はEダートコースでゲートの出を確認。「もう(馬は)出来てるからね。動きの質はすごくいい。初戦から動けると思う」とトレーナーは合格点を与えた。

 3歳時の21年にシンザン記念、スプリンターズSを制したピクシーナイトの半弟。騎手時代に兄の主戦を務めた指揮官は「うまく我慢させながらの競馬ができれば理想だけど、非常に高い能力を感じている。楽しみ」と大きな期待を持って送り出す。注目を集める初戦で、素質を存分に見せつける。(山本 理貴)