◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(21日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210…
◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(21日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd)=すべてパー72
シーズン開幕戦の金曜日、中島啓太は予選落ちした後の練習場で松山英樹と話し込んでいた。ドライビングレンジの右端で、ともにベルトの右腰あたりに手を当てて、バックスイングの動きを確認。黒宮幹仁コーチのアドバイスをヒントに身体と、頭をひねっていた。
2試合目の前日の様子も、試合に向けた最終調整とは言い難い。午後の居残り練習ではウェッジを手に、距離感よりも、やはりクラブなどの動きに感覚を研ぎ澄ませた。「今はスイング、ショットが全然、自分の思った通りじゃないんですよね。形も動きも、出球もそろっていない」と明かす。前週末の松山のチームとの接触は「自分の感覚とやっていることが、周りからどう見えているか、いろいろ意見をいただいた」ものだった。
2シーズン過ごしたDPワールドツアー(欧州ツアー)から晴れてPGAツアー進出を決めたのは昨年11月の中旬。そもそも、2位に入った同10月、終盤戦の「ヒーローインディアンオープン」で昇格が現実味を帯びた。「その頃はもう(良い)スコアを出すことしか考えていなかったので、そんなにスイングを気にすることはなかったんですけど…」
目先の好結果を残すのに必死だった時期が一段落してから、ツアーをまたぐオフは実に短い。動きを見直し、整える時間が限られるのもルーキーの宿命。「まだバックスイングにしか取り組めていない。クラブが気持ちよく上がらない」という初期段階からリスタートしている。
「なんか…(言葉が)超、否定的な感じになっちゃってますけど、早く良くなってほしいので、打ち込んでいます。(目標として)シードは絶対に取りたい、優勝したい…というのもチラつきますけど、今は打ち込むだけ!」。新天地での滑り出しも必死だ。(カリフォルニア州ラ・キンタ/桂川洋一)