無死一、三塁から驚異の三者連続三振 野球日本代表「侍ジャパン」は18日、「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ」の第2戦・チャイニーズ・タイペイ戦を戦った。2回に先制したものの、4回に守備陣に相次いでミスが出てピンチを招いたが、先発…

無死一、三塁から驚異の三者連続三振

 野球日本代表「侍ジャパン」は18日、「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ」の第2戦・チャイニーズ・タイペイ戦を戦った。2回に先制したものの、4回に守備陣に相次いでミスが出てピンチを招いたが、先発のDeNA今永が圧巻のピッチングで窮地を脱した。

 先発の今永が3回まで8三振を奪う好投を見せていたが、4回に味方守備陣に足を引っ張られた。先頭の陽岱鋼は内角の真っ直ぐで詰まらせたが、三塁、遊撃、二塁の間にフラフラと上がった飛球に野手が追いつけず(記録は内野安打)。続くワン・ポーロンの一ゴロは、併殺を狙った山川が二塁へ悪送球。無死一、三塁のピンチを招いた。

 だが、ここから左腕は踏ん張った。5番ジュウ・ユィシェンを空振り三振に切り、続くスー・ジージェも空振り三振。最後はチャン・ヅゥシェンを高めの真っ直ぐでバットに空を切らせた。驚異の三者連続三振で4回までに11個の三振を奪った。(Full-Count編集部)