【WWE】SMACK DOWN(1月16日・日本時間17日/ロンドン・ウェンブリー)                【映…

【WWE】SMACK DOWN(1月16日・日本時間17日/ロンドン・ウェンブリー)                

【映像】「まるで山本KIDのような…」伝説彷彿の“とび膝蹴り”

 昇格組のニューカマーとインディ帰りのベテランの激突で、大男がフワリとジャンプしてヒザ蹴り一閃。190センチ100キロオーバーが宙を舞うシーンに、識者も伝説の再現「山本KIDのような蹴り技」と思わず唸るひと幕があった。

 イングランド・ロンドンで開催されたWWE「SmackDown」で、WWE王座挑戦者決定予選として組まれたトリック・ウィリアムズ対マット・カルドナは、育成ブランドNXT出身の新世代とインディーを渡り歩いたベテランが激突する、世代交代の構図を映す一戦となった。

 カルドナはインディー団体で自身のブランドを築き直したうえでWWEに再合流したベテランであり、この試合は「WWE復帰後の大一番」と位置付けられていた。序盤からカルドナは場外戦やロープを使った攻撃で主導権を握り、トリックをエプロンやバリケードに叩きつけるなど、老獪なラフファイトで試合を支配した。

 しかし中盤以降は”デカくて動ける”トリックの真骨頂。サイズとスピードを生かしたパワームーブで反撃を開始した。終盤、カルドナは勝負を決めるべくラフライダーを狙うが、トリックがこれを読み切ってカウンターで迎撃。

 パウンスでカルドナをリング上で100キロ超えのヘビー級選手を軽々と吹き飛ばすと、実況の清野茂樹アナウンサーは「このへんがやっぱりフィジカルの強さですか」と、その圧力に驚きを隠せない。体当たりという圧倒的な制圧から、猛スピードで得意のヒザ蹴り”トリックショット”を叩き込み、フォール勝ちを収めた。

 193センチ109キロの巨体で繰り出すトリックの「体当たりから飛びヒザ蹴り」という、現代プロレスではなかなかお目にかかれない物理でねじ伏せるスタイルに、解説の堀江ガンツは「山本KIDのような蹴り技をこの体でやるんですからね」と、かつて総合格闘技「HERO'S」で”4秒跳び膝蹴りKO伝説”と語り草となった軽量級格闘技スターの動きに重ねてコメント。ファンからは「鶴田イズム」とジャンボ鶴田の”ジャンピングニー”を彷彿とさせる声や、「今のがフィニッシャーなの?」「どういう技」とシンプル過ぎるフィニッシュの形に驚く反応が見られた。

 この勝利によりトリック・ウィリアムズは、ランディ・オートン、ダミアン・プリースト、サミ・ゼインと並ぶWWE王座挑戦者決定フェイタル4WAYの一角に名を連ねることとなった。カルドナのインディー仕込みの必殺技を攻略して掴んだ切符は、新世代がメインタイトル戦線に本格参入する象徴的な一夜となったが、一方でWWE復帰で若手と好勝負を演じたベテランへの信頼の声も少なくない。”昇格組”のトリックとしてはトップブランドでいち早くインパクトを残したい。1月24日(日本時間25日)カナダで開催される大一番「サタデー・ナイト・メインイベント」での4WAY戦が、トリックの真価を問う試金石となる。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)

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