2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活…

2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年秋の地区大会で好成績を収め、今年のセンバツに出場が有力なチームのメンバーを紹介する。

 全国で最も注目度の高いチームの1つ、大阪桐蔭(大阪)は昨年秋の近畿大会で4強入りを果たし、今年のセンバツ出場を確実にしている。昨年夏は大阪大会決勝でタイブレークの末に敗れ、2019年以来、6年ぶりに春も夏も甲子園を逃す悔しさを味わった。今年は昨年流した涙の分、強さを誇ることが期待されている。

 昨年秋は大阪大会で初戦の2回戦から準決勝までの6試合で失点はわずか1。驚異の投手陣の強さを誇った。決勝は一転、打撃戦となったが8回に2点差を逆転する勝負強さも発揮している。近畿大会ではプロ注目の市和歌山(和歌山)の最速151キロ右腕・丹羽 涼介投手(2年)を攻略。10安打を浴びせて5点を挙げて快勝につなげた。天理(奈良)には6回コールド勝ちの圧勝と、多彩な勝ち方を知る全国トップレベルのチームであることをアピールしている。

 投手陣はプロ注目右腕、吉岡 貫介投手(2年)が引っ張る。最速は153キロとケタ違いのポテンシャルを誇り、大阪大会の関西創価戦、金光大阪戦では2戦連続の2ケタ奪三振をマーク。今年の大阪桐蔭の「顔」でもある。

 川本 晴大投手(1年)は192センチの大型左腕。最速は146キロと、1年生とは思えない数字が並ぶ。近畿大会の天理戦では先発してわずか2安打しか許さない6回7奪三振の完封劇でコールド勝ちに貢献した。市和歌山戦では先発して丹羽と投げ合って勝利している。

 打線では4番の谷渕 瑛仁内野手(2年)が12打数6安打、打率5割で本塁打1本をマーク。3番の内海 竣太外野手(2年)も11打数6安打で、打率.545と好調を維持した。打つべき中軸2人がしっかり結果を残し、チームをけん引した。

 1番捕手でもある藤田 大翔捕手(2年)は打率こそ2割だったが、天理戦で2ランを放つなど、素質の高さはアピールしている。

 投げるべき人と打つべき人がしっかりと結果を残した常勝軍団。2024年夏以来となる甲子園の舞台で、再び強さアピールを狙う。