◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前(20日)◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トー…
◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前(20日)◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd=すべてパー72、カリフォルニア州)
金谷拓実ほどクラブを替えない男はいない。昨シーズン途中、ドライバーを「G440 LST」に替えたのは、実に6年ぶりのできごとだった。それでもシード選手として迎えるPGAツアーの舞台に向けて、何かクラブの変化は無かったのか。
バッグの中身をのぞくと、G410フェアウェイウッドやi230アイアン、シグマ2パターなど慣れ親しんだクラブが並ぶ中、唯一替わったギアがあった。それはボールだ。ブリヂストン「ツアーB X」の最新モデル(2026年)にスイッチしていたのだった。つかの間のオフの間にテストをし、投入を決めたという。
「芯で当たったときに食いつく感じが増えました。アイアンの音もよりソリッドになったし、一回食いついて運ぶ感覚がある。球持ちが長くなりました」と進化ポイントを丁寧に説明してくれた。
「元々他メーカーよりはスピンが入る気がしていましたが、今作でさらにスピンが入るようになり、アイアンのコントロールがしやすくなりました。ドライバーでもコントロール感が上がった気がします」と今季開幕の前週「ソニーオープン」(31位)からの投入に迷いはなかったという。
本人にお願いして新ボールの撮影をさせてもらうと、ロゴにはなんと「VS BLACK」のサイドスタンプが入っているではないか。メーカーのスタッフに確認すると、PGAツアーの選手には、昨年からプロトタイプとして事前に2026年モデルのツアーBボールの支給が始まっていて、そのプロトタイプ名が「VS BLACK」だというのだ。
アメリカでのプロモーションの一環で、「ツアーB X」が「VS BLACK」、「ツアーB XS」が「VS BLUE」となり、中身は全く同じボールだという。金谷はしばらくその「VS BLACKロゴ」で戦う予定。ちなみに先週ソニーオープンで優勝したクリストファー・ゴッターアップも「VS BLACK(=ツアーB X)」を使っていた。
ボール以外では、ピンのドライビングアイアン「iDi」(4番)をテスト中とのこと。「PGAではパー3の200yd超えが多くて、そこでしっかり球を上げて止めたいんです。『iDi』は球が上がるし、止まりやすい。去年のウィンダム(8月)ぐらいから練習はしていて、秋口も使うつもりで練習してきました」と投入するタイミングを探っている。投入する場合、長年使ってきた「G710」5番アイアンと入れ替わる予定だ。
<金谷拓実の14本>
ドライバー:ピン G440 LST(9度)
シャフト:USTマミヤ The ATTAS(重さ60g台、硬さX)
フェアウェイウッド:ピン G410(3番14.5度)
シャフト:USTマミヤ The ATTAS(重さ60g台、硬さX)
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(3番19度)
シャフト:USTマミヤ ATTASハイブリッド(重さ95g、硬さS)
アイアン:G710アイアン(5番)、i230アイアン(5番~PW)
シャフト:ダイナミックゴールド AMTツアーホワイト(X100)
ウェッジ:ピン GLIDE FORGED PRO (52、58、60度)
シャフト:ダイナミックゴールド AMTツアーホワイト(X100)
パター:シグマ2 アーナ