◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(20日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210…

スコッティ・シェフラーは2026年こそ「ザ・アメリカンエキスプレス」で復帰する

◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(20日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd)=すべてパー72

スコッティ・シェフラーは昨年、思わぬ形でシーズンインが遅れた。前年のクリスマスディナーの料理中、ガラスの破片で右の手のひらを負傷した。戦線復帰は1月末で、「ザ・アメリカンエキスプレス」は出場予定を取り消した試合のひとつだった。

大会前の公式会見で、「オフの間にキッチンに近づかなかったか?」と聞かれたシェフラーは「まあ、できるだけね」と笑った。例年の開幕戦「ザ・セントリー」は会場のあるマウイ島の給水不足により中止。「ことしは数週間オフが長かったけれど、幸い、ケガによるものではなかった」とこのオフは万全の状態を整えられたという。

「本当ならカパルアでシーズンを始めたかった。(優勝者が集まる大会に出るのは)前の年が良かったことを意味するからね。でも、この試合で始動するのもいいだろう。(天気が良く)日々のコンディションが変わりにくいから、自分の状態を見極めやすいんだ」。昨年を除き、2022年からプレーし続けてきたゲームで一年をスタートさせる。

ドライビングレンジで練習

PGAツアーは現在、来季以降のスケジュールが不透明な状態。昨年CEOに就任したブライアン・ロラップ氏らによる日程変更や試合数の削減がうわさされているが、シェフラーも「何かしらの変更があるとは聞いているが、どうなるのかは分からない。ただ、僕に聞いてもムダだよ」と語る。

「これまで出た試合で嫌いな大会なんかひとつもない。みんなが僕たちを大切にしてくれて、どのコースも素晴らしく仕上がっている。すべての会場の地元の人々も親切で、僕らのプレーを楽しみにしてくれている。どんな変化があるか分からない。みなさんと一緒で、僕も興味がある」。全米ナンバーワンスポーツであるNFLと開催時期をずらすため、開幕が2月以降になるという情報もあり、その場合は今大会の未来もはっきりしない。

ツアーの行く末に気を揉みつつ、世界ランキング1位は、シーズン初戦を試運転の機会とは位置付けない。「僕は自分のゴルフの調整目的で試合に出てきたことはない。どの試合にも準備万端で出ることに誇りがある」。今季も目の前のプレーすべてに力を尽くす。(カリフォルニア州ラ・キンタ/桂川洋一)