<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード6-1モナコ>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第6節◇サン…

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード6-1モナコ>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第6節◇サンティアゴ・ベルナベウ

【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリード(スペイン)がホームで今季最多の6得点を挙げ、モナコに大勝した。シャビ・アロンソ前監督退任の主な原因と目され、前回のホームゲームで激しいブーイングを浴びたFWビニシウスが4点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。勝ち点を15に伸ばして暫定ながら2位に浮上し、決勝トーナメント1回戦ストレートイン圏内のトップ8入りに大きく近づいた。一方のモナコは今大会6試合ぶりに敗れ、20位に後退している。

    ◇   ◇

Rマドリードは新年早々に監督交代で揺れ、短期間で2タイトルを落とす厳しい状況下での一戦。スペインリーグは首位バルセロナに勝ち点1差の2位、欧州CLは1次リーグ6試合4勝2敗の勝ち点12で、決勝トーナメント1回戦ストレートイン圏内の7位につけている。

シャビ・アロンソ前監督の後任を務めるアルベロア監督は、ミリトン、ロドリゴ、リュディガー、メンディ、アレクサンダー=アーノルドをけが、カレーラスを出場停止、ブラヒム・ディアスをアフリカ選手権参加で欠く中、3日前に勝利したレバンテ戦から先発を2人変更。システムは4-3-3で、9得点で大会得点のエムバペが古巣相手に攻撃陣をリードし、バルベルデとカマヴィンガがサイドバックを務めた。

モナコはフランスリーグで9位と低迷するも、欧州CL1次リーグは5戦連続無敗をキープ。6試合2勝3分け1敗の勝ち点9の19位で、プレーオフ進出に近づいている。昨年末に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負った南野拓実に加え、フラデツキー、サリス、マウィッサ、カブラル、ドーピング違反で長らく戦列を離れていたポグバがけが、カマラとディアタがアフリカ選手権参加で招集外となった。

ポコニョーリ監督は4日前に敗北を喫したロリアン戦からスタメンを3人入れ替えた。4-2-3-1で臨み、バルセロナからの期限付き移籍で所属するアンス・ファティがトップ下に入った。

スペイン南部コルドバでの高速列車脱線事故の犠牲者に黙祷が捧げられた後に前半がスタート。立ち上がり、ホームのRマドリードがボールをキープし、前半5分に右サイドのマスタントゥオーノを起点とした攻撃から、バルベルデのパスをエムバペがダイレクトで合わせ、早々に先制点を手に入れた。

得点後はモナコに流れが移り、9分にカウンターからバログンが最初のシュートを打つが枠外。続く19分、今度は左サイドからのクロスをアンス・ファティがゴール前で合わせるも、枠に飛ばせなかった。

やや後方で構えていたRマドリードは26分、素早いトランジションからビニシウスがディフェンスラインの裏に抜け出し、右足アウトサイドでゴール前に完璧なパスを送り、エムバペが押し込んで2点差にした。

2点のビハインドを背負ったモナコは勇敢にラインを押し上げてゴールを目指すも、31分にテゼのミドルシュートがクロスバーに直撃。さらに36分にアクリウチェ、42分にバログンが放ったシュートはともにGKクルトワに防がれた。

後半開始後、ハーフタイムにアセンシオを下げてセバージョスを投入したRマドリードが再び主導権を握った。両サイドを広く使って攻撃を仕掛け、6分にビニシウスのアシストからマスタントゥオーノが追加点。さらに10分、ビニシウスのグラウンダーのクロスがケーラーのオウンゴールを誘発した。

ほぼ勝利の可能性がなくなったモナコは11分に2人入れ替えてゴールを目指すが、Rマドリードは18分のビニシウスが単独で仕掛け、ゴール右上隅に強烈なシュートを突き刺し、5点差にした。

Rマドリードは26分にマスタントゥオーノに代えてゴンサロを投入。一方、モナコは27分に相手のゴール前でのミスから、テゼが1点を返した。

その後、大量得点で集中力を欠いたRマドリードを尻目に、モナコはさらに2人を投入して反撃を試みるも追加点には至らない。一方、Rマドリードは35分、バルベルデのスルーパスを受けたベリンガムがGKケーンをかわし、6点目を記録した。

次節は1月28日、全試合同時キックオフで1次リーグ最終第8節が行われ、。Rマドリードはベンフィカとアウェーで、モナコはユベントスとホームで対戦する。