<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード6-1モナコ>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第6節◇サン…

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード6-1モナコ>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第6節◇サンティアゴ・ベルナベウ

【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリード(スペイン)のブラジル代表FWビニシウス(25)が、1ゴール含む4点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。6-1とモナコに大勝した試合後、アルベロア監督もそのプレーを手放しで褒めた。

ビニシウスは1-0で迎えた前半26分、素早いトランジションからディフェンスラインの裏に抜け出し、右足アウトサイドでゴール前に完璧なパスを送り、エムバペの2点目をアシストした。

さらに後半6分にもMFマスタントゥオーノの得点をアシスト、同10分にはグラウンダーのクロスを送りDFケーラーのオウンゴールを誘発した。

そして後半18分には単独で仕掛け、ゴール右上隅に強烈なシュートを突き刺して力の違いを見せつけた。

質問でビニシウスについて問われると、「ベルナベウの観衆がビニシウスと共にいる時、誰も彼を止めることはできない。彼が幸せなら、最も大きな違いを生み出す選手となる。そして、我々がすべてのタイトルを争いたいなら彼が必要だ」と言い切った。

また、ビニシウスへのブーイングが始まろうとした瞬間に観衆が拍手した場面を問われると、アルベロア監督はこう回答した。

「そのプレーについてはよく分からないが、私はベルナベウの観衆が今日、選手たちと同じように、ビニシウスを全力で応援していたと思う。選手たちの努力は計り知れないものだった。ボールを持った時のプレーや良いプレー、スーパーゴールだけでなく、とてつもない努力だったよ。ベリンガムのランニングは信じられないほどだったし、フランコ(マスタントゥオーノ)やアルダ(ギュレル)、若手選手たち、本来のポジションでない場所でプレーしたフェデ(バルベルデ)やカマ(カマビンガ)など、選手全員がそうだった。監督として、彼らが個人的な利益よりもチームを優先してくれたことが本当に嬉しいよ。そして、我々に必要なのはまさにそれだ。献身的なチームだよ。試合に出場した選手だけでなく、練習に励む選手全員、後半から出場した選手たちもそうだ。みんなにとって素晴らしい夜になった」

この日2得点したエムバペも含め、ビニシウスの突出した個人技がRマドリードの強みであることは明白だ。プレスに走ることに尽力する以上に攻撃に特化させたい考えを口にした。

「正直に言うと、彼らには攻撃に向けてフレッシュな状態を保ってほしいと思っている。良い仕事をし、チームと共に走り、今日のように違いを生み出すためにフレッシュな状態を保ってほしい」

シャビ・アロンソ前監督時代は駒の1つとして扱われ、パフォーマンスが低下したビニシウス。だがアロベロア監督となり、攻撃力を発揮できる環境を取り戻した。年明け早々、世間を騒がせた電撃の監督交代はひとまず吉と出た。