ジョーンズ氏は楽天の日本一に貢献「毎日試合に出て、毎日を楽しむことができた」 米野球殿堂は20日(日本時間21日)、全米…

ジョーンズ氏は楽天の日本一に貢献「毎日試合に出て、毎日を楽しむことができた」

 米野球殿堂は20日(日本時間21日)、全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票で決まる2026年の殿堂入り表彰を発表し、通算434本塁打、ゴールドグラブ賞10度を誇り、楽天でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏を選出した。報道陣のオンライン取材では2013、2014年に所属した楽天への思いを口にした。

 ヤンキース時代の2012年は94試合出場で打率.197、14本塁打、34打点と結果を出せなかった。通算434本塁打&152盗塁。輝かしいキャリアを築いてきたが、35歳とベテランの域に入っていた。「野球を心から愛している。それなら日本へ行ってプレーしてみようか」。異国での挑戦を決断したという。

 楽天では指名打者が定位置となったが、大物メジャーリーガーとして存在感を発揮した。2013年には143試合で打率.243、26本塁打、94打点。リーグ最多105四球で出塁率.391、OPS.845と好成績を残し、球団初の日本一へ牽引した。

「日本へ行くチャンスを得て、実際に行ったら、そこでチャンピオンになれた。毎日試合に出て、毎日を楽しむことができた。あれはキャリアのハイライト(最高の瞬間)でした」

 ブレーブス時代の2007年まで10年連続のゴールドグラブ賞。しかし、ドジャースへ移籍した2008年には打率.158と大不振に陥った。レンジャーズ、ホワイトソックス、ヤンキースでも結果を出せなかった。「怪我や体の衰えでキャリアが失速した。ドジャースでは最高の自分を見せられなかった。自分にすごく腹が立ちました。あそこから全てが坂道を転がり落ちるように進んでいった気がします」。苦労してつかんだ日本での成功は、AJの心に今も刻まれている。(小谷真弥 / Masaya Kotani)