◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(20日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210…

久常涼は前週の開幕戦で予選落ちした

◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 事前情報(20日)◇カリフォルニア州◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd)=すべてパー72

3年目のシーズン開幕戦は悔しい予選落ちだった。久常涼は前週の「ソニーオープンinハワイ」でカットラインに1打届かず2日間でコースを去った。「あのゴルフで落ちるのか…とビックリするくらいショットはすごく良かった。パットだけ、全然ダメで…」。グリーン上のプレーの精度向上は、昨シーズンに残った明確な課題でもある。

PGAツアーのパット技術の指標であるストローク・ゲインド・パッティングは2025年、「-0.205」とツアー全体で141番目と散々な出来だった。ハワイでは初日にバーディがゼロ(1ボギー)と振るわず、2日目になんとか4バーディ(3ボギー)。チャンスを生かしきれない展開が続いた。

ワイアラエCCの芝は独特で、芽も強い。ボールの不規則な転がりを言い訳にできそうで、「ハワイほどグリーンが好きなコースはない」というのが久常の見解。「あのくらい“ガサガサ”している方が、ヘタクソな自分は助かる。来週(ファーマーズインシュランスオープン)のポアナのグリーンも楽しみ。みんな入らないから、ああいうグリーンの方がチャンスがあると思える」。なんとも変わった逆転の発想だ…。

3コースを回る今大会はルーキーイヤーから数えて3年連続出場。一昨年、昨年ともに決勝ラウンドをプレーした。「1年目はデルタ航空の社長さんと回った」というプロアマ形式もそつなくこなしつつ、「(14位だった)最初の年はよく入っていた。今週もパットが入らないと話にならないコース」とロースコアが並ぶ上位陣にことしも食らいつきたい。

前週17日(土)にハワイを発ち、18日(日)には本土へ。不本意ながら、準備期間が長くなり3つの会場のチェックに時間を割く。「去年よりも良くなっているところは結構あるんです。それがうまくかみ合わない。かみ合わせられるようにやっていきたい。今週はたくさんバーディを獲りたい。“マル”をいっぱい増やしたいです」。序盤戦で早く自分のペースをつかみたい。(カリフォルニア州ラ・キンタ/桂川洋一)