ダカールラリーの2026年大会は1月16日、アル・ヘナキヤ〜ヤンブー間を走行するステージ12、310kmを走行。累積で首…

ダカールラリーの2026年大会は1月16日、アル・ヘナキヤ〜ヤンブー間を走行するステージ12、310kmを走行。累積で首位を走るナッサー・アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー)がトップタイムでこのステージを走り切り、最終ステージを前に総合2番手のナニ・ロマ(フォード・ラプター)に対してのリードを15分に広げた。



A.S.O.

この日のステージは17番目にスタートしたアル‐アティヤは、ペースをコントロールできる余裕もありながら全力を尽くしてこの日を走り切った。岩と石だらけの409kmで自らのドライビングスキルを存分に見せつけ、自身通算50本目のステージウインを獲得してみせた。これは、アリ・バタネン、ステファン・ペテランセルと並ぶ記録で、6度目の勝利を目前に最終日を迎える。

「このステージを勝って、いいリードが築けてすごくハッピー。最初から素晴らしい走りができていたし、プッシュとペースコーントロールのバランスがうまく取れていた。チーム全体も一丸となっていい仕事ができているよ」とアル‐アティヤは最終日に向けて手応えを見せる。

一方、ポディウムの最後のポジションは、最終日まで激戦となりそうだ。休息日後から好調を見せてきたセバスチャン・ローブ(サンドライダー)は、前日についに3番手に浮上。しかし、この日はマティアス・エクストローム(ラプター)が4番手タイムをたたき出して、ローブから3番手の座を奪還。両者の差は30秒という僅差で、最終日を迎えることになる。

「まだすべてのステージでベストを尽くそうとしている。このスポーツが大好きだし、ダカールのチャンピオンになるための最善のトレーニングは、毎日を真剣に取り組むことだ」とエクストロームは意欲を語っている。



A.S.O.

今年のダカールもいよいよ最終ステージを迎える。ステージ13は、ヤンブーをループする105kmが設定されている。

ダカール2026暫定結果(ステージ12終了時点)
1 N.アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー) 48:01:51
2 N.ロマ(フォード・ラプター) +15:02
3 M.エクストローム(フォード・ラプター) +23:21
4 S.ローブ(ダチア・サンドライダー) +23:50
5 C.サインツ(フォード・ラプター) +36:33
6 M.セラドーリ(センチュリーCR7) +53:17
7 L.モラエス(ダチア・サンドライダー) +53:35
8 T.プライス(トヨタDKR GRハイラックス) +58:24

2台のトヨタ・ランドクルーザー300 GRスポーツがストッククラスを戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーはステージ11、ダストのひどいコースに冷静に対処。503号車のロナルド・バソがクラス4番手、バソをフォローしながら走行する501号車の三浦昂もクラス5番手のタイムでステージを走り切った。累積ではバソが3番手、三浦が5番手を堅守している。

三浦は「今日はこれまでで一番砂埃がすごく、ラインを外して埃を避けないとペースを上げられませんでした。先行するトラックによって轍が深く掘れているところもあり、スタート順の影響が大きいステージだったと思います」と語っている。

日野600シリーズでプロトタイプトラックのT5クラスに参戦する日野チームスガワラは、走行中に車両トラブルが発生して、30分近くをロス。クラス17番手タイムで走り切ったが、累積ではクラス9番手をキープした。

菅原は「高速ステージですが、砂地の路面やワジのフェシュフェシュのなかに尖った大きな石がたくさんあって注意して走りました。また、先行車の巻き上げる砂埃もすごかったです。明日ヤンブーに向かう途中のSSも山の中をくねくねと行くコースで埃が酷そうです」と語っている。