ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が19日、大分・佐伯市での自主トレを公開し、開幕から「スタートダッシュ」を決め3年ぶり…

ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が19日、大分・佐伯市での自主トレを公開し、開幕から「スタートダッシュ」を決め3年ぶりのフルシーズンレギュラーでの活躍を誓った。一緒に自主トレを行う日本ハム清宮幸太郎内野手(26)の1番打者構想に対抗心を燃やし、「僕も1番で出られるように」と先頭打者として大暴れする。

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柳田は清宮、ロッテ安田尚憲内野手(26)ら20代の左スラッガーたちととともにバットをガンガン振り込み、柵越えも見せた。「若くて活きのいい選手に負けないようにやれば、いけるんじゃないか」と笑う。ノースリーブの両腕の筋肉は隆々。見た目は周りの若手と変わらない。

「コンディションを万全にしてスタートダッシュを決められるように」。2年連続で故障に泣き、不本意な数字しか残せなかった。「2年ダメやったんで、3年ダメだったら終わりでしょ」と野球人生を左右する1年になることは分かっている。

「だんだん打撃ってシーズンを通してよくなっていく。最初は感覚がないので難しいが早くつかめるように自主トレ、キャンプとやっていきたい」。昨年も4月11日ロッテ戦で自打球を右足に当て長期離脱するまでは打率2割8分6厘、24年も3、4月は3割2分3厘と、数字を残してはいるが、まだまだやれると思っている。スロースターターを自認している。

開幕から数字を残し、レギュラーとしてしっかり立場を確立させる。そのためにけがをしない体をつくっている。「ハムストリングス、肩などを重点的にやってます。やることやってけがしたらしゃあないというスタンスで」。これまで故障してきた部分を中心に自分の体を見つめ鍛えている。

愛弟子清宮が今季1番で起用される構想があるという記事を見た。「僕も1番で出られるようにアピールしたい」と対抗心をメラメラと燃やす。「すごくやりやすい。周東佑京とかいろんな選手がいるけど、そこに勝てるように」。昨年の日本シリーズでも全試合1番を打ち、全5試合で安打を放ち打率4割5分5厘と日本一へチームを引っ張った。1番打者なら足も求められるが「走らんでいい。ホームランを打てば」と、試合開始から豪快にアーチを突き刺す切り込み隊長を目指す。【石橋隆雄】

◆柳田の先発1番 通算16試合あり、14年に6試合で24打数12安打、16年に2試合で8打数2安打、18年に1試合で4打数0安打、25年に7試合で31打数の11安打を記録。本塁打は計3本打っており、そのうち先頭打者本塁打は14年9月26日楽天戦、25年10月5日ロッテ戦の2本ある。

○…ソフトバンク柳田が自主トレを行う球場へ今回も「立花うどん」のキッチンカーを手配。昼食として報道陣や見学に来たファンへ振る舞った。さらに、今回はファンを前に清宮が「北海道に来た際にはですね、ぜひ、私の父親が経営しておりますうどん屋もありますので…『絵空事』というんですけども、ぜひ来ていただいて、食べていただければなと思ってます。よろしくお願いします!」と、うどんつながりでちゃっかりPRした。