ノルディックスキー・ジャンプ女子で18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が19日、山形市内で20日開幕のW杯蔵王大…
ノルディックスキー・ジャンプ女子で18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が19日、山形市内で20日開幕のW杯蔵王大会に向けた会見に出席した。五輪代表をほぼ確実にしており「五輪までの試合が蔵王、札幌など、あと何試合。1戦1戦が五輪でどれほどの成績をだせるかに関わってくる大事な試合。自分のやるべきことに集中しながら、五輪をイメージしながら飛べたらいいかなと思う」と目線を早くも大舞台へ向けている。
W杯では男女を通じて最多となる63勝を誇る高梨だが、昨季はキャリア初の表彰台なし。今季もあと1歩の4位、5位の成績が続いていたが、17日の張家口での大会で4位に入り、派遣推薦基準を満たして女子の「4枠」に入ることを確実にしている。前回22年の北京五輪では、混合団体でスーツの規定違反で失格。日本は4位となり、一は引退を考えるほど落ち込んだ。それでも「応援してくれる人がいる」と炎を燃やし、雪辱のミラノ・コルティナ五輪切符をつかんだ。
20日からは蔵王大会、23日から札幌大会とW杯国内4連戦が待つ。「メダルを取らないと皆に見てはもらえない」と燃えるホーム。飛び慣れた山形のジャンプ台を「毎年合宿、試合、活動の中でくること多い。試合では毎年たくさんの方々が足を運んでくれてその中で飛べる幸せを感じている。植樹活動させていただいたり、競技以外でもたくさんサポートいただいている山形県のみなさまの力に感謝してる。自分が何ができるか考えた時に、パフォーマンスで恩返しできたらと常々考えている」と決意は固い。国内からミラノへ勢いをつける。
◆高梨 沙羅(たかなし・さら)1996年10月8日、北海道・上川町生まれ。29歳。小学2年で競技を始め、2012年W杯蔵王大会で日本女子初制覇。上川中、グレースマウンテンインターナショナル、日体大を卒業。五輪は14年ソチ大会4位。18年平昌大会は同種目で日本女子初の銅。22年北京大会は個人、混合団体ともに4位。W杯男女歴代最多通算63勝、116度の表彰台。趣味はカメラ。152センチ。