韓国代表としての活躍が期待されたキム・ハソン(C)Getty Images 間近に迫ったワールド・ベースボール・クラシッ…

韓国代表としての活躍が期待されたキム・ハソン(C)Getty Images

 間近に迫ったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、ひいては新シーズンの開幕にも暗い影を落とすショッキングなアクシデントが発生した。現地時間1月18日、ブレーブスは、韓国人内野手のキム・ハソンが、母国滞在中に右手を負傷し、中指の断裂した腱を修復する手術を緊急で受けたと発表した。

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 2024年10月に右肩の手術を受け、大幅に開幕を出遅れた昨季途中にブレーブスに移籍していたキム・ハソン。今オフは年俸1600万ドル(約25億3000万円)の選手オプションを破棄して1度はFAとなったが、12月中旬に1年2000万ドル(約31億6000万円)で再契約。完全復活が期待されていた。

 来る3月に開幕する韓国代表にも選出が濃厚となっていた30歳だったが、まさかのアクシデントに見舞われた。複数の米メディアによれば、韓国国内に滞在中に氷の張った路面で転倒。その際につき手となった右手に部分断裂を負い、全治5か月という長期離脱を余儀なくされたという。

 WBC出場が絶望的となった一報に落胆を隠せないのが、韓国メディアだ。『Sports Worldi』は「まったくもって何もうまくいかない。氷の道で滑るなんて……青天の霹靂だ」と指摘。さらに「KBO時代のキム・ハソンは“金剛不壊”と呼ばれたタフガイだった。しかし、MLB進出後は話が違う。負傷のニュースが絶えない」と嘆いた。

 復帰時期に関して「最低でも5月以降となる」と分析した同メディアは、WBCの母国代表への影響を含めて、肩を落とす。

「スプリングトレーニングの計画が丸ごと飛んでしまった。シーズンに向けた準備が狂ったのは言うまでもない。ブレーブスとの契約が1年であることを考慮すると、4~5か月の離脱はかなり大きな打撃だ。韓国代表にとっても非常事態と言える。WBCでは直近3大会連続で1次リーグ敗退を味わっているチームは、『史上最強の戦力』を投入しようとしたが、予期せぬ事態が続いている」

 また、韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「やはり指の怪我というだけあって野球に関する技術的な訓練は言語道断。手を使ったトレーニングも不可能な状況。指が完全回復するまでは、しっかりと休憩を取らなければならない」とキム・ハソンの置かれた苦境をリポート。その上で、「韓国代表にとっても電撃的な事態だ」と嘆いた。

「キム・ハソンは代表チームのセンターラインと内野守備の中心を担う正遊撃手としての役割が期待されていた。しかし、WBC参加が事実上不発に終わり、代表には超大型の懸念材料が降りかかった。正遊撃手が『穴』となることで、内野の構想そのものが変わる見通しだ」

 WBCで日本代表の“ライバル”になると目されていた韓国。国内でも「今大会こそは」と期待がされていただけに、名手の欠場に波紋は広まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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