アトランタ・ブレーブスは19日、球団公式サイトを通じて、キム・ハソンが右手中指の腱断裂により手術を受けたと発表した。復帰…

アトランタ・ブレーブスは19日、球団公式サイトを通じて、キム・ハソンが右手中指の腱断裂により手術を受けたと発表した。復帰までには4~5か月を要する見込みで、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場は事実上不可能となった。実戦復帰は5~6月頃になるとみられる。

 球団によると、キム・ハソンは韓国滞在中、氷で滑って転倒した際に負傷。その後アトランタへ戻り、手術を受けたという。KBOリーグとMLBの両方で経験を積み、韓国代表では内野陣の中核として評価されていただけに、今回の離脱は代表チームにとって大きな痛手となった。

 さらに、わずか2日前にはソン・ソンムン(サンディエゴ・パドレス)も負傷し、代表合流が困難な状況となっている。韓国メディア「イルガンスポーツ」によると、ソン・ソンムンは打撃練習中に脇腹(内腹斜筋)を痛め、精密検査の結果、4週間以上の安静が必要と診断された。

 ソン・ソンムンは現在、横浜にあるリハビリ専門施設で治療を受けており、その後は米アリゾナ州で行われるパドレスのスプリングキャンプに合流する予定。ただし、スプリングキャンプ序盤の参加はもちろん、2月中旬に沖縄で行われるWBC韓国代表の事前合宿への参加も難しい見通しだという。

 キム・ハソン、ソン・ソンムンと内野の主軸2人が相次いで離脱したことで、韓国代表の内野陣構想は大幅な見直しを迫られている。今大会では最強メンバーを揃え、WBC1次ラウンド突破を目標に掲げていただけに、開幕前に予想外の逆風を受ける形となった。さらに、韓国系メジャーリーガーのトミー・エドマン(ドジャース)も昨季終了後の足首手術により不参加が決定している。一方で、ヒューストン・アストロズ所属のシェイ・ウィットコムの招集が有力視されており、数少ないプラス材料となっている。

 現在、韓国代表は米領サイパンで一次合宿を実施中だ。リュ・ジヒョン監督は最終エントリーについて「サイパン合宿のメンバーを中心に考えている」とコメントしており、相次ぐ負傷という非常事態の中で、どのような決断を下すのか注目される。