2026年春の第98回選抜高校野球大会(センバツ)の選考委員会は30日に開催される。注目の21世紀枠は、昨年12月に発表…
2026年春の第98回選抜高校野球大会(センバツ)の選考委員会は30日に開催される。注目の21世紀枠は、昨年12月に発表された各地区推薦の9校のなかから2校が選考されるが、吉報を待ちわびる9校をそれぞれ紹介していく。
九州地区では、県内屈指の進学校ながら、長崎大会で準優勝し、47季ぶりに出場した九州大会でも27年ぶりの1勝を挙げて8強入りした長崎西が選出された。昨年秋の長崎大会、九州大会の成績は以下の通り。
<長崎県大会>
2回戦 3-1 長崎南山
3回戦 3-2 海星
準々決勝 5-1 瓊浦
準決勝 4-3 大崎
決勝 1-3 長崎日大
<九州大会>
1回戦 9-2 唐津商(佐賀)
準々決勝 0-5 九州国際大付(福岡)
【投手陣】
九州大会ではエース番号をつけた熊 寛生投手(2年)から、背番号6で遊撃手の坂田 啓太郎内野手(2年)へのリレーで戦った。熊は130キロ台後半の直球を主体とした本格派右腕。唐津商(佐賀)戦で先発7回2失点と好投。チームのコールド勝ちに貢献した。準々決勝では先発するも、打球が右肩に当たるアクシデントで2回途中降板しチームは敗れた。長崎大会では初戦から準決勝まで4試合連続完投の活躍でチームを決勝に導いている。防御率も1.46と安定し、昨年末に行われた「日台高校野球国際親善試合」に出場する九州地区選抜メンバーにも選ばれた。
坂田は長崎大会決勝で先発完投した。4安打3失点で敗れはしたが、自責点はゼロ。右横手投げから制球良く粘り強い投球を武器としている。
【打撃陣】
九州大会2試合で好調だったのは、3番の芦塚 陽士内野手(2年)と、投手兼任の坂田。芦塚は初戦で4打数3安打を放つなど、2試合で打率は4割を超えた。準々決勝は九州国際大付の投手陣の前に、わずか3安打に抑えられて敗れたが、6番の坂田はそのうちの2本を放って意地を見せている。この試合は2打数2安打2四球と全打席で出塁も果たした。
昨年も九州推薦枠として長崎県勢の壱岐が選出され、21世紀枠出場を果たした。長崎県勢から2年連続の選出となるか。選出されれば、1981年の夏甲子園以来の聖地で、名古屋電気(現・愛工大名電)の工藤公康投手(元西武など)にノーヒットノーランを喫して以来となる。センバツとなれば4強入りした1951年以来、実に75年ぶりとなる。