決勝では惜しくも敗れたが、今大会で見せた佐藤の快進撃は印象的だった(C)Getty Images カタールで現地時間1月…

決勝では惜しくも敗れたが、今大会で見せた佐藤の快進撃は印象的だった(C)Getty Images

 カタールで現地時間1月13日から開催されているWTTスターコンテンダー・ドーハで、日本が誇るカットマンの佐藤瞳が快進撃を見せた。18日に行われた女子シングルス決勝では朱雨玲(マカオ)に2―4で敗れたものの、堂々の準優勝。とりわけ、ラウンド16での快勝劇は、大きなインパクトを残した。

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 佐藤のラウンド16の相手は、世界ランキング4位の蒯曼(中国)。大藤沙月、早田ひな、張本美和ら、日本の有力選手に勝ち越している剛腕サウスポーだ。世界ランキング28位の佐藤にとっては難敵だったが、試合は蒯曼のパワフルなショットを卓越したカット技術でいなし、圧巻の3―0ストレート勝ちを収めた。

 この会心の勝利は、中国メディアを大いに騒がせた。昨年、同じカットマンである橋本帆乃香が、中国のトップ選手・王芸迪に連勝したこともあり、中国大手メディア『捜狐』は「日本のカットマンが新たな脅威となってきた」と警戒感を露わに。中国のSNS上でも「カットマンへの対策に問題がある」「新世代選手の弱点ではないか」「こんなにあっさり負けてしまうとは」といった警戒と落胆の声が相次いだ。

 一方、日本では「大金星!」「ようやく実力が発揮された」「カットマンってこんなに強かったのか」など、驚きと称賛が広がった。

 佐藤は準々決勝で韓国のキム・ナヨン(世界ランク26位)にも3―0のストレート勝ち。準決勝でもプエルトリコのエイドリアン・ディアス(同20位)を3―0で退けたが、決勝では2ゲームを先行しながら、疲労の影響もあってか、朱雨玲に逆転を許した。とはいえ、4試合連続ストレート勝ちで決勝まで駆け上がった“爪痕”は印象的で、次につながる大会になったと言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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