アルカラス、最大目標に掲げる全豪で順調な滑り出し 1月18日にシーズン最初のグ…

アルカラス、最大目標に掲げる全豪で順調な滑り出し
1月18日にシーズン最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が開幕した。大会初日には男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク1位)が登場。地元オーストラリアのアダム・ウォルトン(同81位)を6-3,7-6(2),6-2で下し、2回戦進出を決めた。

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今大会で優勝すれば、史上最年少での生涯グランドスラム達成となるアルカラス。大会前の会見では「今年のメインゴールは全豪オープンだ。シーズン最初の大会で、最大の目標でもある」と語り、並々ならぬ意欲を示していた。

アルカラスにとって全豪オープンの最高成績は、2024年と2025年のベスト8。全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンをそれぞれ2度制してきた一方で、同大会ではまだ決勝進出を果たしていない。それでも本人は、「コートはとても良く、快適にプレーできている。天候の難しさも大会の一部」と前向きな姿勢を崩さず、落ち着いた状態で初戦を迎えた。

試合序盤、アルカラスは展開の速いサーブとストロークで安定した立ち上がりを見せ、順調にサービスキープを重ねていく。早めに主導権を握りたいところだったが、地元ファンの大きな声援を背に受けたウォルトンも奮闘。ファーストサーブの確率を高く保ち、簡単にはブレークを許さない。

それでもアルカラスは第8ゲーム、ストローク戦で相手を押し込みながらチャンスを作ると、これを逃さずブレークに成功。そのまま6-3で第1セットを先取した。

この流れで一気に突き放したいアルカラスだったが、第2セットは回り込みのフォアハンドにミスが出始め、第4ゲームでブレークを許す展開となる。しかし直後のゲームでは、持ち前の高い守備力でウォルトンのミスを誘い、すぐさまブレークバック。その後は互いに譲らない展開が続いたが、タイブレークでは集中力の差を見せ、7-6(2)でセットを連取した。

2セットを先取し、精神的にも余裕が生まれた第3セット。ここまで我慢強くプレーしてきたウォルトンに対し、アルカラスは2-2から一気にギアを上げ、4ゲームを連取。ストレート勝ちで試合を締めくくり、順調な初戦突破を果たした。

アルカラスは2回戦で、ヤニック・ハンフマン(ドイツ/同102位)と対戦する。悲願の全豪制覇、そして生涯グランドスラム達成へ向け、その歩みは静かに、しかし確実に始まった。