中日の支配下ルーキー6人中、最年少で唯一の高校生、ドラフト4位能戸輝夢(きらむ)外野手(18=明秀学園日立)が18日、「…

中日の支配下ルーキー6人中、最年少で唯一の高校生、ドラフト4位能戸輝夢(きらむ)外野手(18=明秀学園日立)が18日、「月5万円のお小遣い制」の中で想像以上だった“初期費用”を明かした。

新人合同自主トレ第2クールが終了。サイズの異なる2本のバットを試し、新しいフォームにも挑戦するなど、試行錯誤を重ねている。そんな中、北海道出身の能戸にとって想定外だったのが名古屋の乾燥だった。ナゴヤ球場に隣接する昇竜館に入寮した翌朝、起床後にひどいのどの痛みに悩まされた。初めてのオフに急いで加湿器を購入。「9000円ぐらい。いやもう高いですね」と苦笑いを浮かべたが、翌朝には効果を実感。潤った部屋で快眠を得ている。

プロの環境は、目にも新たな気づきをもたらした。高校時代は無縁だったサングラスも、コーチから「気づかないうちに紫外線のストレスがかかっている」と助言を受けた。日差しの強い沖縄キャンプを見据えて購入したアスリート用のサングラスは4万円弱。お小遣いの残りは1000円ほどとなった。月5万円をやりくりする18歳にとって、“初期費用”は想像以上だった。

2月1日から始まる春季キャンプの舞台・沖縄も乾燥する。「お金をあんまり使いたくないので。持って行きます」と加湿器の持参を宣言。初期費用こそかさんだが、「次(のお小遣い日)まで我慢」と言い聞かせ、以降は月5万円の範囲で堅実に使っていく。強肩強打の左打ち外野手。プロ初キャンプはまず読谷で過ごし、外野手争いに加わる日に向けて経験を積む。【佐瀬百合子】

◆能戸輝夢(のと・きらむ)2007年(平19)5月15日生まれ、北海道出身。幼少期から地元・日本ハムの試合を観戦。17年7月26日のロッテ戦(帯広の森野球場)では、現ドジャース大谷が場外本塁打を放った試合を現地で見届けた。明秀学園日立(茨城)に進学。3年夏の茨城大会で左足首の靱帯(じんたい)を断裂しながらも、夏の甲子園では代打で出場した。愛称は「きーちゃん」。184センチ、82キロ。右投げ左打ち。血液型О型。