<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館天皇陛下が観戦される「天覧相撲」が6年ぶりに行われ「2横綱2大関」が総…
<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館
天皇陛下が観戦される「天覧相撲」が6年ぶりに行われ「2横綱2大関」が総崩れする波乱があった。天皇、皇后両陛下と内親王殿下の愛子さまが貴賓席から見守られた中、横綱は大の里(二所ノ関)が結びの一番で西前頭3枚目の伯乃富士(伊勢ケ浜)に一気の押し出しを食らい、豊昇龍(立浪)も、その前の一番で東前頭4枚目の大栄翔(追手風)に敗れた。
大関も、安青錦(安治川)が関脇霧島(音羽山)に敗れ、琴桜も小結王鵬に完敗した。異例の展開にどよめいた場内だったが、両陛下と愛子さまは、健闘した力士に笑顔で拍手を送られていた。
大の里、豊昇龍、安青錦は2敗。琴桜は3敗となった。1敗を守っての首位には霧島と、西前頭12枚目の阿炎(錣山)の2人が立った。
天覧相撲は2020年(令2)1月の初場所14日目以来で、令和に入ってからは2度目。天皇陛下はスーツにネクタイ、皇后陛下は薄い青、紫を基調とした着物、愛子さまは薄い桜色の振り袖で、ご来館なさっていた。
◆天覧相撲 始まりは1868年(慶応4)4月17日に大阪坐摩神社で行われた京都相撲。昭和天皇は51回観戦。平成では23回(初場所20回、夏場所2回、秋場所1回)。通常は立行司が結びの触れで「この相撲一番にて本日の打ち止め」と発するが、天覧相撲では「打ち止め」が「結び」になる。敬語を使うためとされる。大入りの袋には「行幸啓記念」の文字が入る。