卓球の「WTTスターコンテンダー・ドーハ」は終盤戦を迎え、優勝を懸けた争いも佳境に入っている。そんな中、女子シングルスで…
卓球の「WTTスターコンテンダー・ドーハ」は終盤戦を迎え、優勝を懸けた争いも佳境に入っている。
そんな中、女子シングルスで快進撃を見せているのが、世界ランキング29位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)。中国がトップ5を占める中、その一角であるサウスポーを撃破した日本のカットマンを、WTT公式も称賛している。
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■4強入りで優勝争いに参戦
佐藤は今大会、芝田沙季(日本ペイントグループ)と組んだ女子ダブルスで決勝に進出。決勝では大藤沙月、横井咲桜(ともにミキハウス)に敗れたものの、その実力を示した。
快進撃はシングルスでも続いた。初戦となった2回戦では、19歳の縦歌曼(中国)にストレート勝ち。続く3回戦の相手は、世界ランキング4位に君臨する現最強サウスポーの蒯曼(中国)。日本女子の主力選手たちの前に幾度も立ちはだかってきた21歳との注目の一戦となった。
しかし、主導権を握ったのは佐藤だった。第1ゲームで9連続ポイントを奪う猛攻を見せ、蒯曼の反撃をしのぎ切って13-11でデュースを制す。第2ゲームも、粘り強いカットでミスを誘い、11-9で連取。第3ゲームでは中盤以降に攻勢を強め、11-7で勝利。圧巻のストレート勝ちで強豪を退けた。
この勝利に、WTT公式サイトも賛辞を贈っている。17日付の記事では「鉄壁の守備を誇るヒトミ・サトウ相手に、試合は衝撃的な展開で幕を開けた」と序盤の攻防に言及。「第1ゲームを優位に進めたことで、サトウは自信を深め、試合が進むにつれてさらに調子を上げた。3ゲームで試合に終止符を打ち、サトウが大番狂わせを演じることになった」と、金星を振り返っている。
また、記事内では「この結果は、今後の展開に大きく影響するだろう」とも指摘された通り、佐藤は準々決勝で、平野美宇(木下グループ)を下して勝ち上がった金娜英(韓国)にもストレート勝ちを収め、そのまま準決勝へと駒を進めた。
18日の準決勝では、世界ランキング20位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)との対戦を控える。ドーハの地でサプライズを巻き起こしている28歳のカットマン・佐藤が、そのままタイトルを手にするのか。今後の動向に注目が集まる。
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