◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 3日目(17日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)スタートホ…
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 3日目(17日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
スタートホールのガッカリが、チャージの予告になった。首位と8打差で迎えたムービングデー。松山英樹は1mに満たないパーパットを外しボギーが先行した。ハワイの清々しい朝を重たくしそうな雰囲気を、次のホールで払いのける。2番で手前から10mのバーディパットを流し込んでバウンスバックに成功し、「ラッキーでしたけど、すぐに獲れた」と出だしのミスをチャラにした。
ハワイの風はこの日も午前中から強く吹き、各選手の順位が上下するコンディション。カットライン上の1アンダー59位で予選落ちを免れた松山は、上位進出に成功したひとりだった。左ピンの左サイドに2打目を突き刺した3番で2mのチャンスを外したかと思えば、4番(パー3)から立て続けに3mのパットを沈めて連続バーディ。6番で下り1mの絶好機を逃しても、8番から再びバーディを2つ続けた。
バックナインの2バーディ、1ボギーには粘り強さが光る。1Wショットを大きく右に曲げた13番、76ydを残した3打目をウェッジ1mにつけてパーセーブ。フェアウェイからのセカンドショットを右のバンカーに入れた15番は5mのパーパットが決まり、続く16番も2mをキッチリ沈めボギーを回避した。
バーディを7つ奪い、2つのボギーはいずれも3パットという「65」で通算6アンダー。3日目にしてファンを興奮させながら、「スコアは良かったので、良かったかなと思います」と喜びきれない様子で振り返る。「ショットが暴れている。フェアウェイ(キープ)は初日ほど悪くないが、変わらないぐらい内容は悪くて」。ティショットでフェアウェイを外したのは4回だけとはいえ、満足いく感触には至らない。「どうにかしたいですけど…、ちょっと悩みが長くなりそうな感じがします」と視線を遠くにやった。
ホールアウトしたのは最終組が1番ティに立った約1時間半前。強風でロースコアが出にくいコンディションを見渡し、「まあ3日間、みんなこの感じでやっている。(周りが)崩れることは期待しないです」と頭には自身の状態がメインにある。「小さいミスが多いので、それをなくせるように。タラレバを言えば上位に行っている内容だと思う。その中でも、ここまで盛り返した。あした、良い一日が送れるように頑張りたい」。スタート前の8打差を6打差に詰めて13位で迎える最終日。開幕戦のフィールドでは誰よりもタイトルを争う術を知っている。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)