関西地区の中、長距離馬にとっての始動戦。ハンデ戦というのがポイントかもしれないが大阪杯から宝塚記念を目指す馬、あるい…
関西地区の中、長距離馬にとっての始動戦。ハンデ戦というのがポイントかもしれないが大阪杯から宝塚記念を目指す馬、あるいは阪神大賞典から天皇賞(春)へと向かう馬が熱戦を繰り広げる。
舞台となる京都競馬場芝2400mは4角奥のポケットからスタートして1周1894.3m(Aコース使用時)の馬場を1周と少々。京都競馬場は3角に設けられた高低差約4mほどの坂以外はほとんど平坦コースで最後の直線は403.7m。ロングスパートに耐えられる高い心肺機能が求められるコースだ。
◎ヤマニンブークリエはセントライト記念2着。前後半の半マイルが47.9秒〜46.4秒という流れを中団インでじっと我慢し、最後は狭いところを割って出た。結果的には最優秀3歳牡馬となる馬の決め手に屈する形となったが、立ち回りの上手さを示している。京都競馬場の外回りコースは新馬戦に勝っている相性の良いコース、また内回りコースとはいえ黄菊賞でも逃げて2着がある。前走の菊花賞は好枠、好スタートが逆に仇になってしまったような格好で速い流れに巻き込まれてしまった。ここは、改めて期待したい。
〇ゲルチュタールは青葉賞3着で、菊花賞4着。デビューから一貫して2000m以上の距離を使われていて、デビュー3戦目の京成杯以外は堅実な成績を残している。古馬混合の中距離特別を連勝して挑んだ前走の菊花賞は、初の京都競馬場、初の一線級相手ということもあり、勝負どころで勝ち馬についていくことが出来なかったが、最後は外から2着馬に0.1秒まで差を詰めた。過去には逃げたこともあり、逃げ差し自在の高い操作性は大きな武器になりそうだ。
▲ファミリータイムは中日新聞杯1番人気。美濃特別、ムーンライトハンデと少頭数の芝長距離戦を2連勝して挑んだ前走は久しぶりの多頭数競馬が作り出すペースに戸惑ったようにも見えたが、それでも大きく崩れず0.5秒差7着。着順イメージほど悪い内容ではなかった。今回は逃げ、先行馬不在の組み合わせと距離延長で、自分の競馬が出来そうなイメージがある。引き続き55kgのハンデなら、見直しが必要かもしれない。
△シャイニングソードは昇仙峡S優勝馬。500kgを超える大型の外国産馬で、デビューは遅れたものの3歳6月の初勝利から3連勝。ここまで一貫して2000m以上の距離を使われて[4-3-2-0]と堅実だ。今回は休み明けで、初の重賞挑戦となるが、不安よりも楽しみの方が大きい。
あとは目黒記念3着、チャレンジC3着の△マイネルクリソーラと、久々でトップハンデだが重賞2勝の実力馬△サトノグランツも抑えておきたい。