ワールドシリーズ3連覇に向け、大型補強を展開しているドジャース(C)Getty Images ドジャースは止まらない。現…

ワールドシリーズ3連覇に向け、大型補強を展開しているドジャース(C)Getty Images
ドジャースは止まらない。現地時間1月15日には、今オフのFA市場の目玉となっていたカイル・タッカーと電撃合意。3000万ドル(約47億4000万円)の後払い契約が付帯するものの、4年総額2億4000万ドル(約379億2000万円)のメガディールで、ブルージェイズとメッツと繰り広げた争奪戦を制した。
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年俸6000万ドル(約94億8000万円)の契約で人気銘柄を口説いたドジャース。この冬は、「エリートクローザー」と称されるエドウィン・ディアスを3年総額6900万ドル(約106億9500万円)で獲得しており、攻守両面でこれ以上にない強化を施した形だ。“世界3連覇”を目指す上で抜かりはないと言えよう。
もっとも、球界のタレントたちを独占するような補強を続けるドジャースの動静には、一部の識者から怒りの声が飛んでいる。歯に衣着せぬ言動から「マッドドッグ(狂犬)」の異名を持つスポーツコメンテーターのクリス・ルッソ氏は、ゲスト出演した米ポッドキャスト番組『Dan Patrick Show』において「正直に言おう。ドジャースの補強は野球界にとって最悪だ。何人獲れば気が済むんだ」と断言している。
かくいうルッソ氏もドジャース目線では「それなりに筋が通っている。彼には打てる外野手と守護神が必要だった」と理解を示す。ただ、その大枚に物を言わせるような手法には、黙ってはいない。“狂犬”らしい激しい口ぶりで異論を投げかけている。
「もうめちゃくちゃだ。彼らの総年俸は5億ドル(約790億円)を優に超えていた。もちろん、理屈上でドジャースは何も不正を犯していない。ルールの範囲内でやっている。でも、いい加減にルールを整備すべきだ。今の彼らのやり方はもう笑いのネタみたいになっているじゃないか。多くのオーナーたちが『ドジャース相手に何を競えって言うんだ』と言っている」
さらに「繰り返すが、ドジャースは何も悪くない。ルールが悪いんだ」と続けたルッソ氏は、「オオタニをあれだけの金額で手に入れたが、契約金のほぼ全額が後払いだ。球界最高の選手を信じられないほど安い負担で担保しているんだよ。そうなれば、彼らは何でもできる」と強調。そして「今の野球界では半分以上の球団が競争できない。一体誰が、ドジャースが4月1日から10月1日までにどう勝つかを気にするんだ」と球界の不均衡さに不満をぶちまけた。
「もはやドジャースにとってレギュラーシーズンは形骸化する。その流れが野球というスポーツにとって良いことだとは言えない。ポストシーズンは最高の戦力を抱えたチームが勝つとは限らない。だが、レギュラーシーズンは違う。ドジャースは必ず勝ち上がる。それは退屈だし、野球界にとっては大惨事だ。いまの球界は限られたビッグマーケット球団に支配されすぎている。それをどう解決すべきかは誰もわからない」
連覇を成し遂げてなお、充実一途のドジャース。だが、そんな精鋭軍団の現状に対する球界の不満を募る一方なようである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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