<大相撲初場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館横綱大の里(25=二所ノ関)が、東前頭4枚目の大栄翔(32=追手風)を…

<大相撲初場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館

横綱大の里(25=二所ノ関)が、東前頭4枚目の大栄翔(32=追手風)をはたき込み、1敗を守った。

勝ったものの、またも薄氷を踏むような勝利だった。大栄翔に左を差され、振りほどいて前へ。左でいなされて体勢を崩し、右のど輪にのけ反った。相手が出てきたところを回り込み、なんとかはたき込み。最後は右足だけで土俵に残る際どさだった。

大の里は「まだ映像を見ていない」と前置きしつつ「もう1回しっかり集中してやっていきます」。「勝ちを拾った部分はある。悪くない」とも言った。

取組を見守った九重審判長(元大関千代大海)は「数日前からバタバタし始めた。それでも勝ちを拾える。尻上がりに良くなるのを期待するしかない。きついことを言えば、体の張りとか物足りないことはある。でも、どんな相撲でも勝たないと横綱は文句を言われる」と解説した。

九重審判長は、さらに踏み込んで見解を述べた。「相手の圧力を受けすぎている。元気がないことはないが、胸からいかないのは痛いのかな、とか。ゼーゼーハーハー言って相撲を取っていない。手探りで相撲を取っている感じで、土俵際のシーソーゲームをものにしているだけ。あ、これは個人の意見です。でも、こうして取っていくと変わる。3、4日、勝負の時に全快でいける」。見立て通り、終盤に本来の姿を見せられるか。

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