今週の日曜日は、京都競馬場で日経新春杯(GII)が行われます。 過去10年の日経新春杯の勝ち馬は、その後のGIで活躍…

 今週の日曜日は、京都競馬場で日経新春杯(GII)が行われます。

 過去10年の日経新春杯の勝ち馬は、その後のGIで活躍するケースが目立っています。昨年の優勝馬ロードデルレイは続く大阪杯(GI)でも2着。24年の勝ち馬ブローザホーンは同年の天皇賞(春)(GI)で2着、宝塚記念(GI)で優勝と大舞台で結果を残しています。

 そのほかにも22年ヨーホーレイク、20年モズベッロ、19年グローリーヴェイズなども日経新春杯での勝利を機に、その後のGI戦線で好走しています。

 日経新春杯は年明け早々に行われる重賞で、その年の飛躍を期待される素質馬や実績のある古豪が出走してくる一戦。当然、レベルは高くなりますし、そのメンバーを相手に勝ち切るにはGIでも通用する能力が必要なのでしょう。だからこそ、日経新春杯の勝ち馬にはその先の大舞台で結果を残している馬が多いのだと思います。

 今年の日経新春杯も今期の活躍が期待される4歳馬や、すでに重賞で実績を残すベテランも出走。例年通りにレベルの高い一戦になりそうですし、今年の勝ち馬もこの先のGI戦線で活躍が見込まれます。

 そんな日経新春杯で、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆能力通りに走れば結果はついてくる

 今週の日経新春杯でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるゲルチュタールでした。

 週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しゲルチュタールに高評価が与えられました。

 GI初挑戦となった前走の菊花賞(GI)は4着。レースでは2周目の3コーナー手前から外の馬に蓋をされる形に。この間にエネルジコやエリキングに先を越される苦しい競馬になってしまいました。

 500キロを超える大型馬でトビも大きいタイプなので、馬群の中で窮屈な競馬を強いられたことは良くなかったはずです。勝負所から動き出せなかったことにより、直線もジリジリとした伸び脚に。2走前の日本海S(3勝クラス)が長く脚を使って最後までバテなかったことからも、切れ味よりも長く脚を使えるのが長所の馬。前走に関しては自身の強みを生かし切れることができなかった印象を受けます。

 そのような厳しい展開になりながら、レベルが高いと言われる同世代のトップレベルを相手に4着ならば悲観する必要はありません。むしろ、能力の高さを十分に感じられる結果だったのではないでしょうか。

 まだ重賞タイトルは獲得していませんが、前走の菊花賞以外にも青葉賞(GII)で3着に入っていますし実績は十分。重賞でも通用するところは見せていますし、いつタイトルを獲得しても不思議はありません。

 今回は菊花賞以来の休み明けで気になるのは状態面ですが、その点も中間の追い切りを見る限り不安はなさそうです。1週前追い切りではウッドコースの3頭併せを消化。前2頭を先行させ、終いはしっかりと差を詰める走り。着差は僅かでしたが、道中で追走する形だったことを思えば十分な内容だったと言えます。

 最終追い切りもウッドコースの併せ馬で、半マイルから終いは馬なりという軽め。この内容はいつものパターンであり、前走の菊花賞でも同じ調整過程だったので何も心配はありません。陣営も状態面に自信を持っているようですし、しっかりと力を出せる状態に仕上がっているはずです。

 GIで4着に入った実績がありながら、重賞勝ちがないことから斤量56キロで出走できるのは好材料。京都の外回りで頭数も手頃になったことで競馬はしやすくなるでしょうし、ここならば前回以上のパフォーマンスに期待ができそうです。能力通りの走りができれば結果はついてくるでしょうし、今後の活躍に期待が高まる走りに期待したいところです。