今週の日曜日は、中山競馬場で京成杯(GIII・芝2000m)が行われます。 過去10年の京成杯では、馬体重500キロ…
今週の日曜日は、中山競馬場で京成杯(GIII・芝2000m)が行われます。
過去10年の京成杯では、馬体重500キロ以上の馬が苦戦しています。過去10年の京成杯で馬体重500キロ以上の馬は1勝2着3回3着2回。対して、馬体重500キロ未満の馬は9勝2着7回3着8回となっています。勝率や連対率、複勝率も馬体重500キロ未満の馬の方が高い数値ですし、単勝や複勝の回収率も優秀な成績を残しています。
過去10年の京成杯はすべて中山芝2000mで行われています。中山芝2000mは内回りが使用されますので、小回りコースでの一戦。コーナーもタイトになっていますし、馬群が密集することも多いコースと言えます。
馬体重500キロ以上の馬は、トビが大きい馬も少なくないですし、小回りよりも広いコースの方が能力を発揮しやすいのでしょう。小回りはごちゃつきやすいコースでもありますし、馬体重が500キロを超える大型馬にとっては不向きな条件と言えるかもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走馬体重500キロ以上(ただし、前走上がり3位以内の馬は除く)
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:ポルフュロゲネトス
(過去の該当馬:23年シャンパンカラー3番人気6着)
※特に言及のない限り、データは過去10年の京成杯(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるポルフュロゲネトスが該当しました。
馬体重500キロ以上の馬が苦戦しているのは先に書いた通りですが、事前にレース当日の馬体重を知るのは困難です。そこで、ここでは前走の馬体重に注目。前走の馬体重を見ても500キロ以上の馬は31頭が出走し1勝2着3回3着2回と苦戦しています。
前走の馬体重500キロ以上で馬券に絡んだ6頭は、すべて前走で上がり3位以内をマークしていました。500キロを超える大型馬でも、前走で末脚に見どころのあった馬であれば、好走する可能性が残されると言えそうです。
該当馬に挙げたポルフュロゲネトスの前走馬体重は526キロ。前走の上がりは4位以下となっていますので、過去の傾向からすると過度な期待は禁物と言えそうです。
ポルフュロゲネトスのこれまでのレースを見ても、加速に時間のかかるタイプであることが分かります。新馬戦は小回りの福島に出走。レースでは好位の内目につけていましたが、3コーナーから押しながらの追走と余裕なし。スピードの乗りの悪さが目立つ一戦となりました。
2走前の未勝利戦は2番手の外目からの競馬。馬群に囲まれる形にならなかったことで、勝負所の手応えも十分。直線もスムーズに加速し初勝利を挙げていますが、前走の葉牡丹賞は3コーナーから馬群に囲まれる形に。直線は前が壁になりスムーズさを欠いてしまったこともありますが、小回りコースで好走するには注文のつくタイプと言えます。
今回は多頭数で重賞メンバーが相手。これまでのレースを見る限り、本馬にとっては厳しい条件と言えるでしょうし、あっさりと負けてしまっても驚きはありません。人気で妙味は薄いですし、過度な期待をしない方が賢明かもしれません。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。