元広島のドラフト1位右腕が、韓国の新天地へと歩みを進める。 韓国プロ野球・KBOのフューチャーズリーグ(二軍)に新規参入…

元広島のドラフト1位右腕が、韓国の新天地へと歩みを進める。

 韓国プロ野球・KBOのフューチャーズリーグ(二軍)に新規参入する蔚山ホエールズが、NPB出身投手・岡田 明丈投手(大商大出身)の合格を発表した。

 韓国メディア『SPOTV NEWS』によると、蔚山ホエールズは15日、トライアウトを経て最終合格者名簿を発表。2026年シーズンからKBOフューチャーズリーグに参加する同球団には、プロ入りや再起を目指す選手の注目が集まり、トライアウトには230人が参加した。当初は35人を選抜予定だったが、最終的に合格者は26人に絞られた。

 激しい競争の中、日本人選手も合格を勝ち取った。15年のドラフト1位で広島に入団し、現在は社会人野球の強豪・明治安田生命でプレーしている岡田投手、元ソフトバンクでオイシックス新潟でプレーしていた小林 珠維投手(東海大札幌出身)といったNPB経験者が蔚山ホエールズのユニフォームに袖を通すことになった。両投手はトライアウトで140キロ後半の速球を披露し、関係者に強い印象を与えたという。

 今回の選考では、明確な一軍実績を持つ選手が相次いで落選する一方、現在のコンディションと実戦力を重視した選抜が行われた。合格者の中で30代の選手は外国人投手である岡田のみだった。

 同メディアは、岡田はプロ入り直後から広島の一軍先発ローテーションを担ったドラフト1位投手だが、その後は肘の故障や手術、いわゆるイップスにも苦しみ、全盛期は長く続かなかったという。それでも日本代表経験を持つ岡田が今回のトライアウトで改めて競争力を示し、新たな舞台への挑戦に踏み出すことになったと、期待を込めて伝えている。

 蔚山ホエールズへの加入が決まった選手たちは、2月1日から本格的なチームトレーニングを開始し、3月20日に開幕するKBOフューチャーズリーグで公式戦に臨む予定となっている。