プロボクシング日本スーパーライト級王者・李健太(29=帝拳)が2本目のベルト奪取に挑む。17日、東京・後楽園ホールで開催…

プロボクシング日本スーパーライト級王者・李健太(29=帝拳)が2本目のベルト奪取に挑む。17日、東京・後楽園ホールで開催されるDYNAMIC GLOVE on U-NEXTのメインに登場。WBOアジア・パシフィック同級1位として、元王者・永田大士(36=三迫)との同級王座決定戦を控える。16日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席し、李はリミット63・5キロ、永田は100グラム少ない63・4キロでそれぞれクリア。通常体重から10キロ以上ある減量も「順調でしたね」と笑顔を浮かべた。

待望のアジア王座獲得のチャンスとなるが、李は「挑む気持ちは今まで通りで一緒。いつも通りの気持ちの高ぶり。ベルトは欲しいが、あんまり欲を出しすぎると良くないパターンに陥る。それを抑えつつ、闘志を秘めたい」と平常心を貫いた。昨年7月のリマール・メツダ(フィリピン)の2週間前、練習中に左拳を骨折しながらも判定勝利。同10月から左拳を使った練習も再開し「もう完治している」と気合を入れた。

当初、昨年6月に東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座を獲得したキム・ジュヨン(韓国)への挑戦交渉を進めていたが、キムがWBOアジア・パシフィック同級王座のみを返上。キムに負けて2冠王座から陥落した永田との決定戦が決まった。約6カ月ぶりとなるリングとなって結果的に充実した実戦練習を積めたという。

李は「いつも以上にスパーリングができた」と計120ラウンドに到達したと明かした。指導を担当する大和心トレーナーも「(スパーロングを)ガチガチに詰め込みました。(永田を)全部上回っていると思う」と太鼓判を押していた。

粘り強く、勢いある連打を持つ元王者の永田とは打ち合う展開もありそうだ。李は「出てくるタイミング、攻撃を仕掛けるタイミングとか本当に頭脳戦になるかなと思う。でも、いつも通りに戦いたい」とリラックスした表情で大事な一戦を待っていた。