LIVゴルフが主戦場だったブルックス・ケプカのPGAツアー復帰について、2023年「全米オープン」覇者のウィンダム・ク…
LIVゴルフが主戦場だったブルックス・ケプカのPGAツアー復帰について、2023年「全米オープン」覇者のウィンダム・クラークがこのほど複雑な心境を明かした。同ツアー関連のラジオ番組に出演し、司会者にケプカ復帰について問われて「非常に複雑な気持ちだ」などと語った。
クラークはこの問題を「個人的にはブルックスを本当に尊敬しているし、PGAツアーにとって本当に良いことだと思う」と認めた上で、心に残るわだかまりを明かした。
「LIVに行く機会があった人間として、彼が『ケーキも食べられて、その上ケーキも持っていける』状況に少し腹が立つ。どう言えばいいか…本当に複雑だ。結局、PGAツアーにとって最善のことが望ましいし、特にブルックスみたいなトップ選手が戻ってくれば、ツアーの助けになる。それは最終的に私自身の助けにもなる。だから…正直、自分の気持ちがよくわからないんだ」
もやもやの核心は、自分が2024年にLIVからの高額オファーを断ったことにある。当時の心境を「PGAツアーでまだやり残したことがたくさんあると感じていたし、世界ランキングを追いかけたかった。私の夢は世界のトッププレーヤーの一人になることだ。子供の頃からずっとPGAツアーでの優勝を夢見て来た。だからLIVより自分の信念を選んだ」と説明する。しかし、今回のケプカ復帰を見ると、LIVに移籍していても同じように「復帰選手プログラム」でPGAツアーに戻れる可能性があったわけだ。
「もし『1年半だけLIVに行って大金を稼げば、PGAツアーに戻ってプレーできる』と言われていたら、ほぼ全員がそうしていたと思う」
クラークは以前、PGAツアーで実績を持つLIVメンバーのツアー復帰を支持する意向を示していた。2024年10月にポッドキャストで「ダスティン・ジョンソンやフィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカのような優勝経験があり、メジャー制覇を果たし、ほぼ間違いなく殿堂入りする選手たちが戻りたいなら、どこでプレーしようと彼らの自由だ。それほど彼らは優秀だからだ」と語った。
PGAツアーは現メンバーとの公平性を保つため、ケプカの復帰に際して金銭的負担を求めている。その“罰金”はツアーで得られる株式利益の没収、フェデックスカップボーナスの制限、多額の慈善寄付など総額1億ドル(約158億5000万円)に達する可能性があるとされるが、クラークはそれだけでは不十分だと考えているようだ。