<大相撲初場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館交通機関遅延の影響で、力士が取組に間に合わず、取組の順番を変更して行わ…

<大相撲初場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館

交通機関遅延の影響で、力士が取組に間に合わず、取組の順番を変更して行われるハプニングがあった。

茨城県阿見町にある二所ノ関部屋の阿見大心(17)と田中(19)は、JRひたち野うしく駅から午前7時40分ごろの常磐線に乗ったが、電車が遅延。取組に間に合わない可能性があるため、午前9時ごろに部屋のマネジャーを通じて両国国技館の若者頭に連絡を入れた。2人は南千住駅からタクシーに乗り換え、両国国技館に急行し、午前10時10分ごろに到着した。

支度部屋まで猛ダッシュし、田中はギリギリで取組に間に合い、栃颯を押し出して3連勝とした。田中は「アップもできませんでしたが、逆によかったかも…。初めての経験です」と話した。

一方、阿見大心は取組に間に合わなかったため、田中の取組の後に組み込まれた。こちらは福生龍に寄り倒されて敗れた。阿見大心は「着いてから、頭(マゲ)をやってからまわしを巻いて、すぐに行きました。(取組は)いつもの悪い癖が出た。(遅延の)影響はそんなになかった」と言い訳はしなかった。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が土俵下で審判に入っていたが「師匠の顔は見れませんでした」。

茨城県龍ケ崎市にある式秀部屋の力士にも影響が出た。大当利は取組の時間に間に合わず、13番後に組み込まれた。しかし、琴布野に押し出しで敗れてしまった。【佐々木一郎】