第5回大会は保険関係で出場できず…「でももう関係ないからね!」 野球米国代表は15日(日本時間16日)、元ドジャースのク…

第5回大会は保険関係で出場できず…「でももう関係ないからね!」

 野球米国代表は15日(日本時間16日)、元ドジャースのクレイトン・カーショー投手が3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場すると発表した。昨季限りで現役引退を表明した左腕はなぜ再びマウンドに帰ってきたのか。決断の裏側を明かしている。

 カーショーは米スポーツ局「MLBネットワーク」に出演。司会のマット・バスガーシアン氏も米国代表の参加に興奮模様で話しかけると、左腕も「とても興奮しているよ。とても楽しみにしている。数年前(の大会)も出場したかったんだけど、保険をかけるには肩が壊れすぎていたんだ!」といきなりかまし、場内は笑いに包まれた。

 ドジャース一筋でサイ・ヤング賞3回、MVP1回を誇るレジェンドは2023年大会の米国代表入りに内定していた。しかし保険の問題で参加は見送られていた。しかし、現役引退を決めた今、「でももう関係ないからね! 信じられないチームメートと一緒にプレーできるから、とても興奮しているし、楽しみだよ」と話した。

 一方で、カーショー自身もまさか代表に選出されるとは寝耳に水だった。米国代表監督のマーク・デローサ氏から突然電話がかかってくると、留守番電話で「WBCについて話したいから折り返しをくれ」とのメッセージが。37歳はすぐに折り返し「コーチの打診かと思ったよ! だから『喜んでコーチとかお手伝いをやるよ!』って言ったんだ」ものの、デローサ氏が話し始めた内容は“現役復帰”だった。

「正直言って、また投げることはあまり関心がなかったんだよ」と最初は乗り気じゃなかったものの、新年に入ってスローイングを再開すると「感触は最悪って感じではなかった。だから大丈夫だと思うよ」と復帰も問題ないようだ。

 とはいえ、米国代表のピッチングスタッフは十分な陣容が揃う。カーショーが求められる役割は何か。「『私が保険になりたい』って伝えたよ」と明かす。「誰か休ませたり、何連投する必要があったり、(逆に)登板機会がなくても。私はただただ、このグループの一員になりたいだけなんだ」と、まだ持っていない“タイトル”に向け、身を粉にする構えだ。(Full-Count編集部)