NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスB2026年1月17日(…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年1月17日(土)12:05 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 (兵庫県)
コベルコ神戸スティーラーズ vs リコーブラックラムズ東京
リコーブラックラムズ東京(D1)

リコーブラックラムズ東京のサミュエラ・ワカヴァカ選手。出場した3節・4節はチームが連勝、今節は果たして──
現在2連勝中のリコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)は、コベルコ神戸スティーラーズとのビジターゲームに臨む。
3連勝をかけて戦うこの試合、サミュエラ・ワカヴァカのパフォーマンスに注目したい。
開幕の2試合でピッチに立てなかった24歳は、リアム・ギルが欠場した第3節・三重ホンダヒート(以下、三重H)戦で急きょスタメンに選出された。突然の抜擢にもかかわらず見事な活躍を見せ、チームの今季初勝利に貢献。淡々と仕事をこなしたワカヴァカは「もちろん気合いは入っていました」としつつも、「自分としてはこれまでもいい準備ができていたので、これまでと何も変わらずにプレーできていました」と冷静に試合に臨めていたと振り返る。
突然の出場でもいいプレーが発揮できた要因として、キャプテンの声掛けが自信になったとも語る。
「『もしミスがあっても、自信をもって次の仕事のことも考えて、気持ちを落とさないように』とTJ(・ペレナラ)がいつも言ってくれています。その言葉が自分に自信を与えてくれました。とにかく自分の仕事だけを考えたことで、やるべき仕事ができたのだと思います」
“代役”のような形で出場した三重H戦だったが、翌節のトヨタヴェルブリッツ戦にはリアム・ギルと並んで先発に名を連ねた。結果でスタメンを勝ち取った男は変わらぬ活躍を披露。チームも連勝を飾った。
オーストラリア出身でフィジーにルーツを持つワカヴァカは、朝日大学を経て2024年に入団。加入当初から日本語が堪能で現在も日本人選手たちと難なくコミュニケーションを取ることができる。
日本語は大学で本格的に身に付けたというが、入学当初はコロナ禍真っ只中で来日することすらできなかった。
「2020年のはじめに日本へ行くことが決まったのですが、コロナウイルスの影響で4月に来日する予定が10月まで遅れました。それまではずっとオーストラリアで勉強して、挨拶程度ならできるようになりました」
独学で自己紹介ができるところまで日本語を身につけ、来日してから大学でしっかりと勉学に励んだ。いまでは一人で出かけることもお手のもの。「本当に日本語の勉強を頑張ってよかったです」。
自身が出場してからチームは連勝中と機運が高まっている。若き秀才の台頭がBR東京を上向かせるきっかけになるに違いない。
(藤井圭)