野球殿堂博物館は15日、都内で今年の野球殿堂入りを発表し、コーチ、監督経験者らを対象とする「エキスパート表彰」で栗山英樹…
野球殿堂博物館は15日、都内で今年の野球殿堂入りを発表し、コーチ、監督経験者らを対象とする「エキスパート表彰」で栗山英樹氏(63)を選出した。
「プレーヤー表彰」「特別表彰」に該当者はなく、栗山氏ただ1人の殿堂入りとなった。日本ハム監督として16年に日本一を達成し、大谷翔平の二刀流を後押し。23年には侍ジャパン監督としてWBC世界一を成し遂げた。「才能ではなく、多くの人の思いが人を育てる」という指導者人生が、殿堂入りという形で評価された。
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審判員やアマも対象となる特別表彰も、11年以来となる選出者なしだった。特別表彰委員会による有効投票数は14で、当選必要数は11。候補者は10人いた。1回目で11に届いた人がおらず、規定により上位3人による再投票に。それでも、記録記者の大家だった宇佐美徹也氏9票、ソウル五輪などで監督を務めた鈴木義信氏9票、野球評論家の草分けの大和球士氏4票と割れ、誰も届かなかった。議長の井原敦氏は「独自のジャンルで野球界に貢献された皆さま。それぞれの評価は大変高いが、それゆえに票が割れたと考えている」と分析した。