守備は「三塁一本」、打撃は「開幕30試合で打率2割8分」を掲げ、不動の地位を確立する。日本ハム郡司裕也捕手(28)が15…

守備は「三塁一本」、打撃は「開幕30試合で打率2割8分」を掲げ、不動の地位を確立する。日本ハム郡司裕也捕手(28)が15日、エスコンフィールドでの自主トレを公開した。本職は捕手も、新庄剛志監督(53)からDMで「今年はサード1本で」と連絡が届き、打順についても序盤30試合で2割8分前後なら4番固定を約束された。攻守で指揮官のミッションを成し遂げ定位置を勝ち取り、10年ぶり優勝を引き寄せる。

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郡司が指揮官に課されたミッションを、しっかり成し遂げる。昨年12月の契約更改時、守備位置は今季も献身的に内外野守ってチームに貢献する意向を口にしていたが、その後、指揮官から「今年はサード1本で考えている」というDM届き、思考を切り替えた。「期待に応えたい」と、この日も、エスコンフィールドの内野を使った三塁の守備練習に、たっぷり時間を割いた。

打撃面でも新庄監督から「(序盤の)30試合で2割8分ぐらい打っていたら、今年4番でずっといくよ」と指標が送られてきた。郡司は「印象が良ければずっと使ってくれるかなと思うので、1つの目安としたい。1年間4番でいたいなと思ってますね」。4番の地位を固めるため、チャンスメークと長打にもこだわる。昨季799だったOPS(出塁率と長打率の合計値)を、規定打席に届かせた上で「800以上に。長打と出塁率を意識したい」と、自らも目標を設定した。

今のチームの中で求められる4番像は明確だ。「最強打者はレイエス。相手も、あまりレイエスと勝負しないと思うので、前後の打者が大事だと思う。そこの意識を強く持ってシーズンに入っていきたい」と、3番が想定される主砲を引き立てる姿をイメージした。

昨季、レギュラーシーズン8打数無安打3三振、CSファイナルでは3打数無安打と押さえ込まれた有原がチームメートになることも追い風だ。「もう有原さんと対戦しなくて済むんだと思うと、すごくラッキー(笑い)。今度は敵のインコースをどんどん攻めて、ボテボテのサードゴロをいっぱい打たせてもらえば」。共闘できる今季は“さんるい郡司”が、攻守で全力サポートしていく。【永野高輔】