元巨人、中日の川相昌弘氏(61)は、野球殿堂入りに2票届かなかった。野球殿堂博物館は15日、今年の殿堂入りメンバーを発表…
元巨人、中日の川相昌弘氏(61)は、野球殿堂入りに2票届かなかった。
野球殿堂博物館は15日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、エキスパート表彰で栗山英樹氏(64=日本ハムCBO)が選ばれたが、プレーヤー表彰は選出者がいなかった。
候補全23人のうち、もっとも票を集めたのが川相氏。254票を集めた。
ところが、今年の有効投票数は341で、当選に必要な75%は256票。川相氏はわずか2票足りなかった。しかも、プレーヤー表彰の有資格期間は15年間。川相氏は今年がラストイヤーだったため、来年からは候補から外れる。
川相氏のように、プレーヤー表彰の有資格者ラストイヤーで「惜しい」ケースは、08年田淵幸一氏の20票差、12年ブーマー氏の13票差、15年原辰徳氏の6票差などがある。田淵氏、原氏はその後、エキスパート表彰で殿堂入りを果たしている。
◆川相昌弘(かわい・まさひろ)1964年(昭39)9月27日、岡山県生まれ。岡山南から82年ドラフト4位で巨人入団。04年中日へ移籍し、06年引退。通算1909試合、1199安打、43本塁打、322打点、打率2割6分6厘。通算犠打533はプロ野球最多。遊撃でゴールデングラブ賞6度、ベストナイン1度。引退後は07~10年中日コーチ。11~18年、22年から現在まで巨人でコーチや2軍監督などを歴任。現役時は176センチ、75キロ。右投げ右打ち。
◆プレーヤー部門 引退後5年経過したプロ選手が対象。15年間を有資格者とする。野球報道15年以上の経験を持つ委員が投票。得票率が有効投票数の3%未満の場合は、次年度以降の候補者になれない。
◆プレーヤー部門に僅差で届かず 当選必要数と2票差で逃すのは09、10年と2年続けて1票差で逃した落合氏以来で、投票が現行方式となった08年以降では2人、3度目。残り1年の候補者では、08年田淵氏20票、12年ブーマー氏13票、15年原氏6票差のケースがあったが、2票差は最も当選に迫っての落選だった。なお、田淵、原の両氏はエキスパート部門に回って殿堂入りしている。