野球殿堂博物館は15日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、エキスパート表彰で栗山英樹氏(64=日本ハムCBO)が選ばれた。…
野球殿堂博物館は15日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、エキスパート表彰で栗山英樹氏(64=日本ハムCBO)が選ばれた。
プレーヤー表彰、特別表彰は選出者がなく、今年は栗山氏が唯一の選出。通知式には前巨人監督の原辰徳氏(67)も同席し、栗山氏を祝福した。
栗山氏は1961年(昭36)4月26日、東京都生まれ。創価高-東京学芸大をへて、83年ドラフト外でヤクルトに入団した。
プロ1年目秋に両打ちに転向し、3年目に打率3割1厘。89年に外野手でゴールデングラブ賞。通算494試合、7本塁打、67打点、打率2割7分9厘。90年に引退後はスポーツキャスター、大学教授などを務めた。
12年から日本ハム監督。12年リーグ優勝、16年日本一。また、13年に入団した大谷翔平を二刀流に導いた。21年まで通算10シーズン指揮し、通算1410試合、684勝672敗54分け。
21年11月に日本代表監督に就任。大谷翔平、ダルビッシュ有、今永昇太、山本由伸、佐々木朗希、岡本和真、村上宗隆、吉田正尚、ヌートバーらからなる侍ジャパンを率い、23年WBCで3大会ぶりの世界一を達成した。
23年12月からは日本ハムCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)を務める。
◆16年の日本シリーズ 日本ハム栗山監督と広島緒方監督が対戦。マツダスタジアムで開幕し、ホームの広島が連勝発進。札幌ドームに移した第3戦は延長10回に大谷がサヨナラ打。第4戦は8回にレアードの決勝2ラン。第5戦は9回に西川のサヨナラ満塁弾が飛び出し、日本ハムが3連勝で王手をかけた。マツダスタジアムに戻っての第6戦は1回に日本ハムが先制。2回に守備の乱れから逆転を許すも、4回に2点を加えて勝ち越し。8回には投手のバースが適時安打。続くレアードが満塁弾を放ち試合を決定づけた。最後は谷元が9回を締め、4勝2敗で日本ハムが10年ぶりの頂点に。栗山監督が就任5年目で悲願の日本一に輝いた。シリーズMVPは3発7打点のレアード。
◆23年WBC 3大会ぶり3度目の優勝を目指す日本代表は1次ラウンドを4戦全勝で1位通過。続く準々決勝のイタリアにも勝利し、準決勝、決勝を戦うマイアミ行きを決めた。準決勝のメキシコ戦では村上の逆転サヨナラ打で劇的勝利。決勝戦の米国戦は2回表に先制を許すも、その裏に村上のソロとヌートバーの一ゴロで逆転した。3回以降は戸郷、高橋宏、伊藤、大勢、ダルビッシュとつなぎ、9回に大谷が登板。先頭に四球を出したが、続くベッツを二併、トラウトを空振り三振に抑えて試合を締めた。投打でチームをけん引した大谷がMVPを獲得。表彰式後は選手たちがマウンド付近に集まり、胴上げでは栗山監督が10度、宙を舞った。