◆第73回日経新春杯・G2(1月18日、京都競馬場・芝2400メートル)追い切り=1月15日、栗東トレセン もう余計なス…

◆第73回日経新春杯・G2(1月18日、京都競馬場・芝2400メートル)追い切り=1月15日、栗東トレセン

 もう余計なスパイスはいらない。ゲルチュタール(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ブリックスアンドモルタル)の最終追い切りは栗東・CWコースで4ハロン追い。非常に軽めだが、杉山晴調教師は「いつもと同じですね」と満足そうに説明した。

 ロードスタニング(3歳新馬)を内から4馬身追走。全く手は動かなかったが、闘争心を閉じ込めるように体を大きく使う。頭差届かなかったものの、4ハロン52秒9―11秒6をマークした。「しまいも余力ある感じで、あの動きですからね」とトレーナー。1週前にはCWコースで6ハロン82秒5―10秒9と力強く伸ばしたからこそ、当週に負荷をかける必要はなかった。

 昨秋の菊花賞では4着。強いと言われる世代による大一番でも確かな存在感を示した。「2000メートル以上あれば、どんな距離でも走れます。気性的なムラはありますが、肉体面での成長は感じます」と杉山晴師。充実の1年へ、大きな一歩を踏み出す。(山本 武志)