現地1月14日、ドイツ1部ブンデスリーガの第17節が行われ、首位のバイエルンが3−1でケルンに逆転勝利。サッカー日本代…

 現地1月14日、ドイツ1部ブンデスリーガの第17節が行われ、首位のバイエルンが3−1でケルンに逆転勝利。サッカー日本代表DF伊藤洋輝が絶妙のアシストをマークした。

 敵地での一戦。右足の中足骨骨折に長期離脱から昨年11月に約8カ月ぶりに復帰した伊藤は、4-2-3-1の左サイドバックとして、2試合ぶり今季3度目のスタメン出場を果たした。試合は前半41分に先制を許すも、前半終了間際にセルジュ・ニャブリが技ありのゴールで追いついた。

 ホットラインが開通したのは、1−1で迎えた後半26分だった。左コーナーキックをショートコーナーで始め、ボックス外のゴール中央やや左の位置でボールを受けたルイス・ディアスが、右足での柔らかい浮き球のパスを逆サイドへ放り込むと、伊藤が走り込む。身長188cmの伊藤は長身を活かし、ゴールラインギリギリのところから頭で冷静に中央へ折り返してラストパス。韓国代表CBキム・ミンジェがヘディングシュートでゴールに押し込んだ

 伊藤は怪我からの復帰戦となった第11節のフライブルク戦以来、今季2アシスト目をマーク。自慢の左足フィードを武器に中央にも何度も入り込んで攻撃を加速させる役割も担っていた26歳が、絶妙な折り返しでキム・ミンジェの今季初ゴールをお膳立てした。

■「バイエルンで日本と韓国の選手がアシスト→得点なんて」

 このゴールシーンを、DAZN日本語版公式エックス(旧ツイッター)が「日韓ホットライン炸裂!!」として公開すると、SNS上には「伊藤からキム!」「よく折り返したな〜」「日韓ホットラインいいね」「空間認知力とクイックネス、正確な技術が生んだ素晴らしいアシストでした」「ナイス折り返しですね!日本人と韓国人がバイエルンで活躍、素晴らしいですね!」「バイエルンで日本と韓国の選手がアシスト→得点なんて日が来るなんてね。すごい時代だわ」などの声が寄せられた。

 奇しくも1月13日には日本の高市早苗首相と李在明(イ・ジェミョン)大統領による日韓首脳会談が奈良市で行われており、高市首相のサプライズ出迎えやドラムセッションなどが話題となっており、このゴールに対しても「お、早速日韓首脳会談の効果出てるやんけ!」とのコメントも寄せられた。 

 複雑な歴史を持つ日韓両国。バイエルンにおいても、キムと伊藤が「ポジション争いのライバルだ」と韓国メディアは何度も報じてきたが、見事な“ホットライン開通”での逆転ゴールで歓喜の抱擁も。2人は本来の役割である「守備」でもチームに貢献。今季も首位を快走するドイツ王者の中での日韓コンビの活躍が今後も期待される。

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