巨人戸郷翔征投手(25)が今季の目標に15勝を掲げた。14日、宮崎・延岡市の母校・聖心ウルスラ学園で自主トレを公開。「今…
巨人戸郷翔征投手(25)が今季の目標に15勝を掲げた。
14日、宮崎・延岡市の母校・聖心ウルスラ学園で自主トレを公開。「今まで12勝を超えられなかったので、今年は15勝を目標に。昨年はイニングも短かったので、200イニングを目標に掲げてキャンプからいい取り組みができたらなと思います」と見据えた。
ノックやキャッチボールなどで約1時間半体を動かすと、同市内の今山八幡宮へ移動。高校時代も冬季鍛錬で駆け上がった137段の階段を駆け上がり、「きつ!」と体をいじめ抜いた。その後はおみくじを引き、小吉。「願いごとは焦るなって書いてましたね。焦らずにやります」と読み込んだ。
「昨年はあまり良い成績ではなかった」と振り返る。3年連続12勝を挙げ、開幕投手も任されたシーズン。野球人生最大の不振にあえぎ、8勝9敗とはじめて黒星が先行した。「軸となる選手が良い成績を出さないことにはジャイアンツもいい順位にいけない。責任は昨年すごく感じた」とエースの使命に悔いもひとしお。「いいところを毎年投げさせてもらっているので、しっかり成績を出してチームの優勝に貢献できることが一番かなと思います」と雪辱を誓う。
毎年正月が明けると母校に戻る。昨年12月にはグラウンド横の雨天時などに使用する室内練習場に、約800万円かけた人工芝を寄贈。「何かいい形で高校生たちとも、ウルスラにも恩返しできれば」と恩返ししながら、原点を見つめる時間になっている。
2月の春季キャンプへ向けて、下旬まで過ごす。「不安な気持ちと、ワクワクした気持ちが入り交じる自主トレは初めて」と正直に明かす。先発ローテーションは確約されていない。「まだ不安もあります。ただ、そこに負けてちゃ、1軍の舞台の勝負は勝てない。自分と戦いながらやってます」。エースとして同じ轍(てつ)は踏めない。