◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報(13日)ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)ディフェン…
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報(13日)ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
ディフェンディングチャンピオンとして臨むはずだった「ザ・セントリー」は、会場のあるマウイ島の給水不足により中止された。肩透かしを食らうような形となったが、松山英樹はことしの開幕戦も歴代王者(2022年)としてプレーできる。
例年のスケジュールが崩れ、新しい一年は2020年以来、5年ぶりにオアフ島で始まる。「最近はここからスタートしてなかったので、違和感はありますけど」と苦笑いしつつ、心身ともに良い状態で新しい一年を迎えられそう。昨年12月のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」で優勝し、一時帰国していた時は「体調はずっと悪かった」という。シーズンの始まりが1週遅くなったのはある意味で好都合。現在のコンディションについて「悪くないと思います」と話した。
自身を含む5人のツアーメンバーに加え、推薦出場者が5人。総勢10人の日本勢がコースに集った。開幕2日前は久常涼、比嘉一貴、初出場の16歳・長崎大星(勇志国際高)と練習ラウンドを9ホールともにした。
昨年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」で2位だった高校1年生とは17の歳の差がある。2011年にやはりこの大会でPGAツアーのキャリアを始めた時、16歳上の今田竜二とプレーしアドバイスを受けた。この日の松山はグリーン周りの独特なラフからのアプローチを指南。ティイングエリアではミスショットをして1Wをバッグにしまおうとした長崎に「(もう一球)打たないの?」と声をかけ、打ち直しを促すなど、練習中の慣習をレクチャーするシーンもあった。
ただ、後輩たちが増えたことへの向き合い方はクールなまま。「フィールドにいるのはうれしいことですけど、だからといって僕のゴルフが変わるわけじゃない」。ターゲットは依然として次の1勝、ツアー通算12勝目にある。
ことしのワイアラエCCは、例年に比べて少しラフが深めという評判だ。松山は「グリーンの状態がよく分からないですよね。速かったり、遅かったり、軟かったり、硬かったり…」とホールごとの違いを心配した。「まあ、うまくやっていけたら。(自分自身は)徐々にうまく仕上げていけていると思うんで。しっかりと試合にもっていけるように頑張りたい」。13年目のシーズンのティオフだ。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)