<大相撲初場所>◇三日目◇13日◇東京・両国国技館  【映像】観客から飛んだ"心無い“ヤジ「実際の様子」 序二段三十五枚…

<大相撲初場所>◇三日目◇13日◇東京・両国国技館  

【映像】観客から飛んだ"心無い“ヤジ「実際の様子」

 序二段三十五枚目・出羽ノ城(出羽海)と序二段三十四枚目・菊ノ城(秀ノ山)の一番でのこと。両力士が白星を勝ち取ろうと力のこもった取り組みを展開する中で、突如、客席から耳を疑うような"心無い"ヤジが飛んだ。これに対し、ファンから「ひどい野次」「流石に敬意がなさすぎ」などと憤りの声が相次いだ。

 出羽ノ城は平成5年生まれの32歳、最高位は幕下四十四枚目のベテラン力士だ。身長190.5センチ、体重は252キロと角界の中で最重量の力士としても知られている。一方、菊ノ城は令和五年五月場所に初土俵を踏んだ17歳のフレッシュな力士。身長180.2センチ、体重149.5キロと若手ながらすでに立派な体型を有している。

 そんな出羽ノ城と菊ノ城の一番で客席から心無いヤジが飛んだ。立ち合いから体の大きな出羽ノ城に対し、突っ張りで攻めていく菊ノ城。その後、菊ノ城は出羽ノ城の中に入って圧力をかけるも、なかなか勝機をつかめない。

 すると菊ノ城は後ろに下がって出羽ノ城と距離を取った。そこから再び出羽ノ城にぶつかっていくも、またもや菊ノ城は死角を見つけられなかったのか、後ろに下がってしまった。

 その後、組み合った出羽ノ城と菊ノ城は、お互い勝機を探るように、慎重に相撲を取っていく。両力士が土俵の真ん中にいる中で、館内には三段目行司・木村俊太の「残った! 残った!」という声が響いていた。するとそのとき、突如、客席から「おら! 相撲を観に来てんだ!」というヤジが飛んだ。

 両力士は体力の限界を迎えたのか、息切れしているのが伝わってくる。ABEMAの収音マイクも「はぁ、はぁ」という声を拾っていた。取組時間が2分に迫る頃、出羽ノ城の圧力に屈した菊ノ城が膝をついてしまい、極め倒しで敗れた。出羽ノ城は2勝0敗、菊ノ城は1勝1敗となった。

 一方、相撲ファンが注目したのは、力士が奮闘する中で館内に響いた「おら! 相撲を観に来てんだ!」という心無いヤジだ。まさかの事態にABEMAのコメント欄には「ひどい野次」「流石に敬意がなさすぎ」「言い過ぎだろ!」「なにあのヤジ」「嫌な野次出て行って欲しい」「ひどい野次」「勝手なやじだな」など憤りの声が相次いだ。

 これまでもたびたび議論を呼んできた大相撲における観戦マナーの問題。日本相撲協会は「大相撲観戦時のお願い」として「相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」等を"お断り"としている。誰もが気分よく観戦できるよう、他の相撲ファンに配慮することも必要だろう。(ABEMA/大相撲チャンネル)